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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第60章 後輩達との共演②



「写真、1枚いいですか?」

おかりんがSNS用にと俺らの写真を撮る。

「衣装に着替えて楽しむのもここのテーマパークの売りですからね。3人ともとても似合ってますし」

Re:valeはおかりんを中心にデビューしてからSNSを少しずつ広めてやっている。
こういうイベントだったり、ライブ前やライブ後の写真、あと俺たちが撮った普段の様子の写真をアップしている。3人で集まって誕生会とか、家の中は写らないようにご飯だけとかもあったりする。

「最近またフォロー数が増えましたよ。コメントもたくさん来ますが、全部読み切れてなくて」

「今度、配信してみる?生配信になるけど、韓国のアイドルがやってるの見たことあるんだよね。これでコメントに返事したりゲスト呼んだりってやってて面白そうだなって。芸能人ぽくない?」

「ぽくないって実際そうでしょうが・・・試しにやってみるのもいいんじゃない?無料だけどさ、確か長い配信はできないんじゃなかった?」

「どの配信サイトでやるかによるみたい。おかりんのは写真とコメントだけのだから配信は出来ないやつ。RabbitubeはRabbiTuberって職業があるくらい世界的に有名な配信サイト。あとは、インストグラムってのも写真とコメント載せるSNSだけど、短い時間の生配信は出来るんだって」

「百くん、詳しいですね!」

「この前知り合いの人でRabbiTubarやってる人がいて、サイトの違い教えてもらったんだよね。俳優とか芸人は結構やってる人多いけど、アイドルでやってる人ってRe:vale以外はいないんだって。続けられるならやってった方がいいっていわれてさ」

「社長とも相談ですね。でもいい案だと思います。無料で配信だとアイドルだけど親近感も沸きますからね。コメントも読んでもらえるとなると嬉しいでしょうしね」

「色々出来ることがあるから、1つずつチャレンジしてみよう。それぞれがアカウント作るのは危険だから、おかりんの1つだけ。これは絶対守ること。乗っ取りとかもあるらしいから。その携帯もSNS用に作った携帯だよね?」

「はい。これで誰かと連絡取ることはありません。電話帳も誰も入っていませんし」

「徹底してるね」

「当たり前です!何かあってからだと遅いと言ってますからね」

「もう撮影終わったんだよね?」

「あとは自由時間ですよ」


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