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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第58章 挨拶



「まだツクモから情報もらってないから確証はないが、もしかしたら身内で揉めてるんじゃないかって予想してる」

「それは、了さんが社長になりたがってるってこと?」

「おそらくな。そうなったらツクモはなくなるからそれは無理なんだけどな。あいつもくせ者だから、何とかしようと考えてるのかもしれないな」

「今の社長と、父親と揉めてて今は大人しいってこと?」

「そうじゃないかなって。じゃなかったら星影潰しに動くだろ?」

「とりあえず、あの子たちにも了さんやツクモ所属の人には気を付けるようには言ってある。七桜のことも頼んだよ。俺たちもいつでも一緒に仕事できるわけじゃないから。その時はおかりんが一緒にいるけどね」

「気にして動くのもいいが、ちゃんと仕事しろよ?Friends Dayも控えてるしな。年末のブラホワなんてあっという間だぞ」

「そうだろうね」

「とりあえず、何かわかったら連絡するし、凛太郎にも伝えておく。だからやるべき事をちゃんとやれ。これはお前たちがする事じゃない。俺ら周りがサポートしてやらないと」

「遥人さん、よろしくお願いします。僕も何か出来ればするよ」

「俺も、出来ること合ったら協力するから」

「お前は何も行動起こすなよ!目つけられてんだろ」

「でも、1人だけ何もしないわけにはいかないよ」

「七桜はいいよ。僕らも出来ることがあったら協力するだけだから。アイドルらしくね」

「そうそう。何かあっても困るし、七桜が危ない目にあうのは絶対ダメ!」

「ってことだから、何かしたい気持ちはわかるけどいつも通りこいつらとあいつらの面倒みてればいいんだよ。特に悠斗は危なっかしいからな。七桜に何かあったら飛び込んでいきそうだしな」

「姉ちゃんに何すんだよ!って行くよ絶対ね」

「想像できるもんね?環も一緒に行きそうだけど」

「あいつらなんであんな仲良いんだ?」

「環も七桜大好きだから。姉ちゃんいたらこんな感じかなって懐いてるよね」

「可愛いよね。しっかりしてきてるし」

「そうか。俺の情報は今はこんな感じだ。また入ったら教えるから。母さん呼んで来て」

お母さんを呼びに行って、少し話した後、そろそろ帰ると千も一緒に車に乗って千を送ってから家に帰った。

「スーツ着慣れないから余計緊張したよ」


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