• テキストサイズ

未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第57章 MV撮影



「知ってる人が増えた方がいいのはわかるけど、俺らだけで止めておこう。それに、記憶もいつまで残ってるかわかんないしね」

「なくなってるってこと?」

「ゲームに続きはあるみたいだけど、配信されてなかったって言ってたから途中までしかわからないんだって。それにイベントとか企画とかそういうのも知らなかったって。合同ツアーとか、職場体験とか。ゲームがIDOLiSH7メインだからそうなのかもしれないけどね」

「そう・・・それでも七桜はこの世界を楽しんでるように見えるからいいのか。知ってるから楽しめないかと思ったけど」

「全然、どう見たって楽しんでるよ。記憶の中の俺たちじゃないんだもん。ユキの事はもちろん大好きだけど、ダーリンなんて言わないし。イケメンとは言うけどさ」

「モモは僕にっていうか、七桜にベッタリだもんね」

「それでも、ユキだって七桜と同じ位大事な存在なのは変わらないよ」

「僕もそうだよ。さて、そろそろ寝ようか。七桜1人だと寂しいだろうし。明日ジム行くんでしょ?早めに寝て体力ためておかないと」

「ユキ、今日は聞いてくれてありがとう。七桜も楽になったと思う。大和たちのことがあって中々言う機会なかったから気にしてたんだ」

「そう。まぁ、信じがたい話ではあるけど、信じざる終えない話だったし。僕だって七桜が好きだからね。その人を信じられないなんてそんなことできないよ」

「やっぱり、ユキはイケメンだね!」

そうしてそれぞれ布団に入って寝た。

次の日、起きるとユキが朝ご飯を作ってくれてた。

七桜は痕を化粧で隠してジムに向かう。
ユキは申し訳ない顔をしてまた謝ってる。

私はいつも通りストレッチしてから有酸素運動をする。
百は千に付き添い、ストレッチをしてる。

「ユキ、逃げないの!ほらもっといくでしょ?」

そう言って背中を押してる。

「モモ・・・痛い・・・」

「ストレッチは大事だって前から言ってるでしょ?」

「うわぁ~千の顔が・・・百、鬼コーチじゃん!」

「これくらいで根を上げられちゃ困るよ?さ、次行くよー!」

一緒に着いて行くと、エアロバイクに着く。

3人並んで乗り、付加をかけて取り上げず5分間漕ぐことと百が言ってスタートする。

早々に千が根を上げてる。


/ 571ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp