第54章 パーティー
「ねぇ、人をなんだと思ってるわけ?」
おかりんにせかされ車に乗り会場へ向かう。
あけぼのテレビ開局50周年パーティーと看板が出てる。
おかりんにクギを刺されて会場入りする。
「Re:valeだ。七桜ちゃん可愛いなー」
「千くん、振られたって本当の話かな?」
色んな声が聞こえてきて、気になる...
「回りの声は気にしなくていい」
「そうそう。別に何もしてないんだから。俺たちから離れないようにね」
私を真ん中にして両サイドを守るように歩いてくれる。
IDOLiSH7と悠斗、TRIGGERもいる。
「僕は小鳥遊さんと姉鷺さんたちといますので」
おかりんが挨拶しながら紡たちの方へ向かう。
みんなが挨拶しに来てくれる。
「今度のスポーツ企画楽しみにしてます!」
「TRIGGERからは俺が参加する事になったのでよろしくお願いします」
三月と龍ちゃんが挨拶してる。悠斗と環、一織も私に挨拶してくる。
「あんたもちゃんと挨拶できるようになったんだね」
「姉ちゃん!」
「悠斗は七桜さんには甘えてますが、事務所だとしっかりしてるんですよ?」
「そうそう。学校でもちゃんとしてるし、俺に色んなこと教えてくれる。ゆーちゃんと仲良くなってからなんか、人として大きくなれた気がする!」
「確かに、タマは悠斗の影響は大きいかもな。最初はソウも苦労してたもんな」
「それも、ゆーちゃんが教えてくれた。そーちゃんも色々教えてくれるからすっげー感謝してる」
「そっか。悠斗もみんなの役に立ててるんだね」
「俺は姉ちゃんの弟だぞ!恥ずかしいところ見せらせないだろ!」
「はは、悠斗は本当七桜が大好きだよね。自分がちゃんとしないと七桜が何か言われるんじゃないかって思ってる」
「そういうとこは可愛いよね」
「当たり前だろ!」
「七桜さんはどこにいても人気者ですね」
「それはないよ。みんなだけだよ、こんなによくしてくれるのは」
みんなと話してると知ってる顔を見かける。
「千、星影の人来てるよ?挨拶しなくていいの?」
「後からでいいよ。今話し中みたいだし、たぶん呼んでくるよ」
そう言うから、そこで話をしてるとお父さんが来た。
「楽しんでるか?」
「遥人さん!お疲れ様です」
みんなが挨拶し始める...