第53章 Twelve Fantasia Tour
ご飯から帰ると、その日は各グループで反省会。
明日のリハで各グループ発表して改善していくことになった。
私もお風呂に入ってから、百たちの部屋に向かう。
「いらっしゃーい!ユキ、今お風呂入ってるよ」
「長いお風呂だね・・・」
「あの人数だからゆっくりできないからね。ほら、お風呂の後はストレッチだよ!今回、結構踊ってるんだから」
百が背中に体重をかけて押してくる。
「痛いっ!」
「ユキと同じで硬いよね」
「千よりは硬くないもん・・・」
「僕の方が柔らかいはずだけど?」
「ほら、ユキも一緒にストレッチだよ!」
3人でストレッチしながら、今日の話をする。
おかりんが入って来て、この状態を見て何を?的な顔をされる。
「みんな、お風呂上がりだからストレッチしながら話してたんだ。ストレッチは大事だからね!」
「今回も怪我なく終われるようストレッチ頑張ってくださいね!それでなんですが、さっき征司さんから提案があって1曲くらいガンガン踊る曲があってもいいのではと。來斗さんが振り考えてくれるそうです」
「まさか、曲作れなんて言わないよね?」
「それは、頑張っていただいて・・・今回のライブで披露するとかではないんです。これからのRe:valeのライブで披露するものですよ」
「なら、うちが作ってみてもいい?踊れる曲だよね?今あるストックの中に少し激しいのあるんだけど」
「今度聞かせてよ」
「では、七桜さんにお願いしますね。期限は特にありませんので、ゆっくりで大丈夫です。それと、明日終わってからもつ鍋に行くんですが、千くんと七桜さんはダメでしたよね?」
「「うん」」
「では、他の物にしましょう。鍋は予約制だったので今確認してました。百くんは大丈夫ですよね?」
「俺は大丈夫だよ!」
引き続き頑張ってくださいと、おかりんは出て行った。
「七桜、もつ食べれないんだね?」
「うん。もつとかレバーとかそっち系は食べれない・・・」
「苦手な物あったんだね・・・」
「何それ。苦手な物くらいあるよ」
そんな話しをしながら、今日の反省点を話しをした。
話すと色々出てくるもので...
気が付くと深夜過ぎていて、さすがに寝ようと解散することになった。
七桜の部屋はマネ子ちゃんと一緒だから部屋に戻ってしまった...