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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第53章 Twelve Fantasia Tour



前から雑誌でリサーチしていたIDOLiSH7のメンバーに連れられて豚骨ラーメンを食べに行く。

「お腹すいたぁ・・・」

「もうすぐ着くよ。そこのラーメンも美味しそうだったけど、チャーシュー丼も美味しそうだったよ!」

「チャーシュー丼・・・」

「七桜、そんなに食べられないでしょ?俺と分けて食べよ?」

「うん!」

七桜がウキウキして歩いてる。
見せに着くと、お腹を空かせた男達が我先にと注文をする。
ラーメンにチャーシュー丼、餃子を頼む人も。

「おっちゃん、替え玉ちょうだい!」
「こっちも!」

環と悠斗がめちゃくちゃ食べてる...
お店の人がいい食べっぷりだと言ってるけど、替え玉何個目?

「あの2人凄いな。さすが高校生・・・ほら、のびちゃうから食べよ?ご飯少ない方でいいよね?餃子も食べるでしょ?」

「ありがと!本当、美味しいね!」

「七桜ちゃんにそう言ってもらえると、おじさんも店やってた甲斐があったよ!」

「店長、大袈裟だなぁ・・・」

まさかアイドルがこんなに来てくれる日が来るとは思ってなかったと店長が話すから、サイン書いてあげると百が言う。

「はは、それはありがたいな!ほれ、これサービス!今日ライブだったんだろ?いっぱい食べて、次も頑張って!応援してるよ!七桜ちゃんは杏仁豆腐がいいかな」

「ヤッター!」

(目を輝かせてるぅ・・・可愛い・・・)

「よかったね!」

七桜は喜んで、残ってるラーメンとご飯を食べた。
食べ終わって、みんなでサインを書きお礼を言って店を出る。

「さすがに食い過ぎたかも・・・」

「大和くんは環くんと違って若くないんだから、加減しないと」

「うるさいですよ!」

千と大和が周りを巻き込み言い合いを始める。
俺と七桜は手を繋いで少し離れてゆっくり歩く。

「風が気持ちいいね」

「うん。やっぱりツアーってご飯美味しいからいいね。次は・・・どこだっけ?」

「えっと、四国の方だったと思うけど・・・戻ったら確認しよ。ご当地ご飯、美味しそうなとこないか探してみようか」

「そうしよ!」

騒がしく歩いてる千たちを追いかけて、うるさいと注意するとイチャついて歩くなと言われた。
それもそうだ...みんなには話したとは言え、誰が見てるかわからないもんね。


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