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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第51章 Re:vale 企画



床がガラス張りの所にいくと、3人でガラスの上に立っていた。

「何してるの?」

「ここでジャンプしたらどうなるかって話してたの」

「1回やってみたけど、意外と高いとこ平気かも」

「もうすでにやったんだ・・・恥ずかしい」

「とか言って、姉ちゃん本当は怖いんだろ?」

「怖いわけないでしょ?高いとこ大丈夫だし」

そう言われて、もう1度みんなでジャンプしてみる。
それを一織に目撃されて、白い目で見られてしまった...
展望台を後にして、ショップエリアまで降りてくる。

展望台での出来事を、一織がみんなに話してる。
大和が最年長がなにやってんですかと呆れてる...
とんだとばっちりじゃないか!くそぅ、悠斗め...

「でも、そこでジャンプしてみんな怖くなかったの?」

陸が純粋に聞いてくる。

「始めは、厚いガラスって思ってもドキドキしたけど、1回ジャンプしたら意外と平気だった!」

「結構、慣れたら風景も楽しめたよね」

それから、少しショップエリアをブラブラして会場に向かう。
今日のライブは、普通に3グループと1人が集まってするライブ。
誰がどこかのグループに入ったりはしない。

それぞれ楽屋が用意されて、中で準備をする。

実は、この辺の記憶はほとんどない...なんでかはわかんないけど...

合同ライブだから、1グループの持ち時間は1時間もない。

本格的なツアーがこれから始まりますってお知らせするライブでもある。
今日来てくれたファンの人はきちんと満足して帰ってもらえわないといけない。あの女の人が言っていたように。

そうして、ライブが始まった。
小鳥遊事務所、TRIGGER、Re:valeの順番に出番がくるから、結構待ち時間がある。

みんなに声をかけて、会場からステージを見に行く。
みんな、こんな風に見てるんだなぁ...私も記憶の中ではこうやってライブ見に行ってたんだろうな...

そう思ってると、客席にいるファンの子と目が合ってしまって、シー!と内緒ね?と言って、うんうんと頷いてくれたから、楽屋に戻った。

「焦ったぁ・・・あの子がいい子でよかった・・・」

「バレたのが1人でよかったね」

「ホントにね」

「それで?どうだった?」

「楽しそうだったよ!うちもライブ行きたくなった!」

「ライブかぁ・・・楽しいよね!」


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