第51章 Re:vale 企画
「踊るならSilver Skyがいいな。実はちょっとやってみたかったんだよね」
「征司さんに頼んで、3人仕様に変更してもらおう。新曲は僕のやつでいいよね?」
全員賛成で、そのままアレンジすることになった。
振り付けも、征司さんが張り切ってくれてすぐ出来上がった。
「仕事、早いね・・・もう少しゆっくりでも」
「七桜がサボりたいだけでしょ?」
「サボってない!こっちだって忙しいよ!」
「怒んないの!征司さん達も、日曜日のバーベキュー来ない?他にもアイドル達いるから、紹介するチャンスかなって思ったんだけど」
「七桜は午後から仕事だから、途中で抜けるけど僕たちは残ってるし、悠斗も来るよ?」
「IDOLiSH7とTRIGGERか・・・ちゃんと挨拶したこともないしな。なら、他のメンバーも誘って少し顔出そうかな」
「よろしくね。楽しみなこといっぱいだね!」
「そうね。頑張らないと」
そんなみんなを事務所に残して、うちは撮影のためおかりんと事務所を出る。
「明日、バーベキューってスケジュール鬼なんだけど・・・」
「すみません。もうすぐライブですから、そうなったら今よりは休めると思います。七桜さんは1人の仕事も多いですからね」
「ありがたいけどね。ライブ終わったら休みください・・・久々にしんどいよ」
それから、1人での仕事を終え家に帰りご飯を作る。
百、まだ帰ってこないのかな...
「ただいまぁー」
七桜、帰ってるはずなのに出てこないな...
今、ご飯作ってるのかなと思ってリビングに入りもう1度ただいまと言う。
「あらら・・・こんなとこで寝てたら風邪ひいちゃうよ?」
テーブルに伏せて寝てる七桜がいた。
キッチンを見ると、ご飯は出来てる。
ブランケットを掛けてあげて、俺はご飯温めたり準備をして並べる。
「七桜、起きて?ここで寝てたら風邪引いちゃう」
そう言うと、モゾモゾと動いた。
「んぅ・・・あれ?百、いつ帰ってきた?」
「少し前。ご飯温めたから食べよ?俺、遅く帰ってきたから手伝えなくてごめんね」
「大丈夫、曲作ってたでしょ?うちの方が早く終わったし」
一緒にご飯を食べて、明日のバーベキュー用に持って行く物を準備する。
「明日、米って持ってく?おにぎりにする?」