第50章 忙しい日々
「好き、大好き・・・七桜っ!!」
勢いよく腰を振って奥まで突いて俺も果てた。息が荒い...
「七桜、ごめん。ちょっと乱暴にしちゃった・・・」
七桜は疲れていて、顔だけ動かしてくれる。
「水持って来るから、待ってて」
上だけ服を着て水を持って来ると、七桜に水を渡して、飲ませる。
「欲望のままに抱いちゃってごめんね。もう絶対しない!」
「別に怒ってないからいいよ。百がそれどころじゃないのもわかってたし。少し気になってただけだから」
「ありがとう。けど、今日はいつもより凄い濡れてたから俺も興奮しちゃった。舐めたいって思ったけど、我慢できなかった・・・前戯は凄い大事なのに・・・」
そう言うと、七桜は顔を赤くしてモゴモゴ言ってる。
「はは、可愛い。あぁ、俺の奥さん超可愛いぃ!!」
思いっ切り抱きつく。
「お、奥さんって・・・」
「えぇ?だって、七桜は俺の奥さんになるでしょ?」
「そうかもしれないけど・・・」
「でしょ?俺は旦那さんね!」
そんな話をして、久しぶりの行為に疲れてそのまま寝てしまった。
次の日、急遽ゼロアリーナの総支配人と参加者、関係者それぞれ会うことになった。
総支配人が、こけら落としの感想をとてもよかったと話してくれたけど、私はメンバーシャッフルは今のスケジュール的に難しいと話をする。
楽器だけで参加でもよければ、自分がやると提案する。
すると、悠斗、壮五、ナギも出来ると言ってくる。
その時、突然知らない女の人が部屋に入ってきた。
なんでも、このライブの出資者の1人で自分抜きで話を進めるなと怒っている。
勝手に言いたいことを言って出て行ってしまい、それぞれが戸惑いや怒りを生む。
ゼロアリーナのリニューアルを機にゼロが復活するのではという計画だったらしい。
それで、ゼロのビジュアルライブをとあの女の人は言って聞かないとか...
ゼロのファンクラブの会長で、他のアイドルを偽物だと言う。
他の出資者はこのライブにみんな賛成しているから、心配ないと言うけど...
自分が彼女を説得すると話し、会議はそこで終わった。
帰り道、ゼロアリーナの前で少し話をする。
「なんか、話し合いって感じじゃなかったね・・・」
「あの鬼おばさん、ムカつく!」
環と楽が文句を言う。