第46章 後輩達との共演
「突然、来ちゃってごめんね?」
「いえ、七桜さんのご飯食べれるって、みんなきっと喜びますよ?僕も嬉しいです」
寮のご飯は三月が作ったシチューだ。
野菜が結構残ってたから、サラダと野菜たっぷりトマトパスタを作った。壮五に、出来たから呼んで来てと頼んで準備るす。
「やった!姉ちゃんのご飯!」
百はどっちも食べたいって騒いでる。
ナギはスペシャルミッションに疲れた様子だ。
結果、シチューがなくなることは防ぐことができた。
壮五が、飲み物を用意してくれて、部屋に移動する。
Re:valeは仲が良いとか、そんな話をしてると、千が大和はまだ帰ってこないのかと壮五に電話をかけさせた。
電話すると、飲み屋にいますと三月の声で、「お待ち!」と聞こえた。
うん、帰ってきてるよね?酔った、龍ちゃん連れてさ...
電話が切れて、千と壮五が長々と話してる。
うちも、悠斗の相手に疲れて、部屋をでた。
「あ、楽!ってか、その格好なに?」
「いや、ただの蕎麦屋です」
「ただの蕎麦屋って部屋の中にも入ってくるの?」
「お姉ちゃん!お蕎麦屋さんは、たまたま私が来た時に玄関で会って、荷物持ってくれたの!」
「へぇ、そうなんだぁ・・・」
ニヤけながら、楽を見る。
「七桜りん!俺の王様プリンなくなってるっ!」
「冷蔵庫に入ってるよ?壮五が入れてくれたから」
「そーちゃん!ナイス!七桜りん、一緒に食おうぜ!この前食えなかったから、2個あげる!」
「なら、1個百にあげてもいい?食べたがってたから」
「ももりんも来てんの?なら、ゆきりんも?」
「2人とも来てるよ」
「3個か・・・しょうがない。ももりんとゆきりんにも1個ずつあげる」
「環、いいの?王様プリン大好きでしょ?」
「大好きだけど、俺、七桜りんも好きだから、七桜りんの仲間も大事にする。ゆーちゃんが色々教えてくれるんだ。そーちゃんと色々合った時も、話聞いてくれたし」
「そっか。環はちゃんと成長してるね・・・うちも嬉しいよ」
「ホントに!?なら、俺、これからもっと頑張ったら、もっと嬉しい?」
「嬉しいよ。でも、しんどくなったら誰かに話すんだよ?1人で抱えきれなくなってからじゃ遅いからね」
「そうする!へへ、後でゆーちゃんに自慢しよっと!」