第46章 後輩達との共演
「そうだね。ナギくんは立ち振る舞いも綺麗だよね」
「ミスターユキも綺麗です!ワタシと同じ共通点です!」
収録も楽しく無事に終わり、スタジオで話をする。
「ゼロアリーナがリニューアルされる話は知ってる?」
千がこけら落としの話をする。
「初日が、TRIGGER。最終日はRe:vale。2日目、ここに入りたくない?」
みんながやりたそうな顔してこっち見てる。
「なら、1回まわって、ワンって言ってごらん」
陸がまわってワン!と言う。何それ、可愛いんだけど!
「って、陸になにさせてんの?」
「どこまでが、本当の話?」
陸が混乱してる。
「こけら落としは本当の話だよ。ここに入りたかったら、ここまで昇っておいで?」
IDOLiSH7を推薦する話をして、楽屋に戻る。
「大和くんまだ残ってるかな」
「大和くんって例の眼鏡の子?」
「そう。大きくなったな。初めて会ったときは学生服だったのに」
「おぉ、ブレザー?」
「学ラン、学ラン。人間不信の塊で、芸能人は虫以下って目をして見てた。僕、少し話してくるから先戻ってて」
百と顔を合わせて?な顔をする。映画の話かな?
「三月の仕切りよかったね!」
「でっしょ?モモちゃんの目に狂いはないんです」
千が戻って来て、次の現場に向かう。
後日、千の主演映画Missionが決まった。主題歌はRe:valeが歌う。また忙しくなりそうだ。
悠斗に呼ばれて、仕方なく寮に遊びに来ている。
「こんばんはー」
みんなが驚いてこっちを見てる。
「何?そんなビックリしなくても・・・」
「ゆーちゃん、七桜りん呼ぶなら言ってっていったじゃん!今日王様プリン1個しかねぇよ!」
「王様プリンなら買ってきたよ?みんな好きでしょ?」
「やぁったー!七桜りん、ありがとう!後で一緒に食べよう!」
「俺の部屋で食うんだよ!」
環と悠斗が揉め出す。
「お前ら、みんな七桜と一緒に食べたいんだから、ここで食うの!」
「七桜さん、ありがとうございます。冷蔵庫に入れて冷やしておきますね」
壮五は本当しっかりしてるよ。
「ただいま」
大和が仕事から帰ってきた。
「七桜さん、来てたんですね・・・」
「どうかした?」
「いや、千さんが、映画に出ろってしつこくて」