第46章 後輩達との共演
「七桜、ごめん。俺勝手に・・・でも、IDOLiSH7の子達なら言っても大丈夫かなって思ったから。ほらTRIGGERだって知ってるしさ」
「まぁ、みんなにはまだ言わないでおいて。特に悠斗ね。うるさそうだし」
「あいつは安定したシスコンだからな・・・」
「三月、やってみなよコーナー。下岡さんが休みの時やってた番組の進行面白かったし、よく出来てたよ?たぶん、百みたいに進行役向いてると思うけどな」
「でも、失敗したら・・・」
「失敗したら、その時は笑っちゃえ!泣いても怒ってもどうにもなんないなら、笑ってた方がいい!だって俺達、キュートなアイドルなんだからさ?」
うんうんとうちも頷く。三月も頑張りますと言ってくれた。
スタッフに呼ばれて、収録が始まる。
「それでは、本日のゲスト!IDOLiSH7でぇーす!」
よろしくお願いしますと言って、自己紹介をする。
百が軽くIDOLiSH7の説明をする。
「すごい新人が来たねぇ!」
「出る杭は早めに打たないとね」
「ちゃんと可愛がってあげないとね」
「その言い方怖いですよー。俺達全員、さっきから緊張してガチガチなんですから、お願いしますよ。な?陸?」
「・・・・はい・・・・」
「これマジのやつ」
「陸、ごめんな。さっき楽屋に挨拶来てくれたとき、ユキがさっそくいびっちゃったから」
「い、いびられてないです」
真顔でぎこちなく答える。
「本当っぽくするの、やめてくれる?」
「本当だったでしょ?」
「そんなユキもイケメンだよ!」
「はは、相変わらず仲良いですね。じゃあ、コーナー行くよう指示も出てるので。Re:vale&IDOLiSH7、共通点探しアンケート!」
「おぉ、楽しそう!でも、共通点ってあるかなぁ・・・三月、高校生だろー?」
「違いますよ!俺は20歳超えて納税してます!」
スタッフ達が笑う。
「共通点ね・・・あんまりなくない?性別から違うし」
「でも、みんな可愛いよ?まぁ、七桜の方がめちゃ可愛いけどね!」
「可愛いと言えば、うちだと陸と一織か?」
「七瀬さんと一緒にしないでください。私は違います!冷静な高校生で・・・「ワタシだって可愛いですよー?」」
「ナギは可愛いか?」
「ナギっちは、可愛いより綺麗の方が合ってる気がする」
「わかるー!」