第46章 後輩達との共演
IDOLiSH7が凄いと言いながら、Re:valeの収録を見てる。
無事、Re:valeは終わり、IDOLiSH7の収録が始まる。
緊張からか、陸の調子も悪く何度かやり直していた。
百が休憩しようと提案し、10分休憩をする。
「一織、陸にこれ持ってってあげて」
と温かい紅茶を渡す。
「まだ緊張してるみたいだし、紅茶は気管にいいから」
「ありがとうございます」
一織は陸の元に。
「七桜、あの子ってどんな子?昔の僕に似てる子がいるから」
「それって、環のこと?昔の千より全然いい子だよ。悠斗と仲良いよ?」
「まぁ、でも悠斗は結構誰とでも仲良くなれるでしょ」
「それはそうだけど、って言っても、うちも陸と一織、三月以外はあんまり・・・まぁ、でも楽しい時は本当に楽しそうにする子だよ。少し機嫌悪いかなって思っても普通だったりとか?」
「そう。まぁ、ありがと」
そうして、休憩が終わりなんとかIDOLiSH7も歌の収録を終え、セットチェンジのため待機中。
千は環と話をしてる。
「面白くなければ、君が面白くすればいい。ここは僕らの庭だ。お利口さんがほしいわけじゃない。僕らを、テレビの向こう側を楽しませてみせて」
離れたところでは、百が三月を呼んでいた。
そろっと近づいて聞いてみる。
「三月、ここのコーナーさ、三月仕切ってみなよ!」
三月は驚いて出来ないと言うけど、大丈夫だと百が説得する。
「今はまだFSCのことがあるから、他も様子見って感じだけど、うまくいったら、ばんばん仕事くるよ!」
「FSC・・・ってそんな事まで知ってるんですか?」
「ふふふ!モモちゃんの情報網甘く見ないで!CM女王の下着の色だって知ってるんだから!」
マジで言うの!?
「し、したっ・・・」
「はは、想像した?三月ってば可愛いなぁ」
「百くん!何話してるのかな?」
「七桜ー!別に?三月にコーナー任せるって話してただけ」
そう言って抱きついてくる。
「聞こえてたわっ!何言ってんのさ!」
軽く頭を叩く。
「CM女王って七桜じゃん!えぇっ!?あの噂ってっ」
百が慌てて、三月の口を塞ぐ。
「シー!まだ今は内緒なの。三月は七桜と昔からの仲だし誰にも言わないよね?」
「言いませんってか言えませんよ!悠斗は知ってます?」