第46章 後輩達との共演
「改めて、Re:valeの千だ。今日はよろしくね。いびったりしないから固くならないで、のんびりやって」
「そうそう!ユキの家にいるみたいにね」
「僕んちなの?」
「だって、七桜の家はダメだもん!入れてあげません!」
「そうね。なら僕んちか」
「こんなちっちゃいクッションあるんだよ!手のひらサイズ。耳だけのせてる」
「「ないから」」
2人で突っ込む。環が、ぼそぼそ言い出す。
「百と千か。じゃあ、ももりん、ゆきりんだな。七桜りんは七桜りんってもう呼んでるし」
壮五が止めに入る。
「いいよ。ももりんなら、このジュースと一緒だ!俺が好きなジュース!みんなにもあげる!」
IDOLiSH7にももりんをあげてる。
「みんな、久しぶりだね。共演できて嬉しいよ」
「七桜さん、俺達も嬉しいです。楽しみにしてたんです」
「あの、七桜さん。ドラマの主題歌、俺達が歌えるようにしてくれたって・・・ありがとうございます!」
「あぁ、七桜が監督と脚本家に怒ったやつね!」
「それは言わなくてもいいんじゃないかな?」
「七桜は、自分は出てないのに主題歌はやらないって。ちょうど君たちもデビューしてたし。大和くんが主演だったしね。確かに怒ってたけど」
「Re:valeのアルバム作ってる最中だったからね。IDOLiSH7に押し付けたの方が合ってるんじゃない?」
「でも、七桜りん、結局挿入歌歌ってたよな?」
「そこは妥協したの。出てないから主題歌はやらない、なら挿入歌ならって」
「何日もしないで作ってたよね?」
「やっぱり、ゆーちゃんの姉ちゃんだな、七桜りん」
「ゆーちゃんって悠斗のこと?」
「環くんは、悠斗くんをそう呼んでます。高校も同じで仲良いんですよ」
「へぇ、一織と3人一緒なんだね。まぁ、あんなだけど仲良くしてやって」
「俺はもう仲良いよ!みんなも仲良くやってる」
「悠斗は色々気遣いが凄いよな。年下とは思えない」
大和がそう言うんだ...
楽屋で話が盛り上がりすぎて、収録時間だと呼ばれ、急いでスタジオに向かう。
先にRe:valeの曲を収録する。
それぞれの、位置にたち、百と千と視線を交わす。
SILVER SKY、電子ピアノを弾いて披露する。