第44章 TRIGGERとの共演
百が予約してくれた店は小さな個室があるところで、ご飯も美味しかった。
久しぶりに2人でお酒も少し飲んで楽しい時間を過ごした。
家に帰ってから、一緒にお風呂に入りソファでゆっくりくつろいでいる。
最近、どっちかに寄っかかってくつろぐことが多い。
百が時々、くすぐってきて耐えられなくなって笑っちゃう。
後ろからうちの肩に顔を乗せて力を抜いてダラッとしてる。
「七桜、俺達付き合って今4年、来年で5年になるじゃん?」
「もう、そんなに経つんだね・・・早い・・・」
「デビューしたばっかの時だもんね。それでさ、そろそろ一緒に暮らさないかなって思って・・・ダメかな?」
「ダメっていうか、引っ越ししてる暇あるのかな・・・色々落ち着いてからでいいならいいよ」
「本当!!??良かった!ダメって言われると思ってたから・・・」
「今だって、半分住んでるのと変んなくない?」
「はは、そうだね。俺、結構来てるし七桜も来てくれるしね」
後ろからギュッとされる。
「俺はね、今より広めの部屋でベランダも広めがいいかな。そこにテーブルと椅子おいて、ご飯食べたりお酒飲んだりしたい。あと、お風呂も一緒に入るから広い方がいいし、キッチンは七桜の家みたいなのがいい。こっから作ってるとこ見てるの好き。広いから一緒に作れるし。あとは・・・」
「そんなにあるの?」
「でも、七桜と一緒なら正直狭くてもどこでもいい。ずっと一緒にいれるならどこでもいいんだ・・・」
「百・・・」
「俺、七桜が好き。大好きなんだ。どんどん好きになっちゃうの。俺、おかしいのかな・・・好きすぎて時々、自分が怖くなる。でも気持ち、抑えることできないんだ・・・」
「泣かないで・・・うちだって昔も今も気持ちは変ってないよ?ちゃんと百が好きだよ?」
そう言って涙を拭いてあげて、抱きしめて頭を撫でる。
「怖くなるなんて言わないで。百はなんでも自分で溜めすぎなんだよ。良いことも、悪いこともね。誰にも言えないっていうのもあるかもしれないけど。仕方ない事だから、ユキとおかりん、凛太郎以外は言ってないしね。そういうのもあるんじゃない?違うかな?」
「そう、なのかな・・・確かに七桜は俺のだー!って思うことはあるよ。共演者と仲良くしてたり、言い寄られてたりしたら」