第39章 新しい動き
ガヤガヤうるさい...
大和は敵対視、悠斗はそれが気に入らない。うん、同じグループじゃなくて良かったね。
「つか、お前らうるせぇよ!」
「七桜!?お前いつからそんな口悪くなったんだ?」
「いい加減、大人しくしろ!悠斗も黙れ!」
「でもっ」
「でもじゃない!」
「万里くん!姉ちゃんが冷たい・・・」
万にすがりついてる。なんか百みたい...いやいや。
「春沢 七桜これがうちの名前。でも名字は明かしてないから内緒ね。Re:valeやってるのはみんな知ってるか。悠斗は弟。三月は一織を通して知り合った、和泉家でやってるケーキ屋にもよく行ってたし、親同士も仲良い。うちにも遊びに来てたしね。陸は昔入院した時に知り合った。こっちも親同士仲良いからそれからの付き合い。これでいい?」
「・・・七桜・・・うん、七桜りん」
「「「「「「「「「七桜りん?」」」」」」」」」
「そう、今日から七桜りんって呼ぶ。いいよな?」
「ふっ、いいよ。ならうちは環って呼び捨てで呼んでいい?悠斗と学校一緒でしょ?」
「じゃあ、俺も同級生の友達?」
「そうなるね」
「やったー!」
「みんなも、好きに呼んでいいよ。うちも好きに呼ぶから」
「七桜、時間大丈夫か?」
「そうだ!万、紡、悠斗とみんなのことよろしくね」
「姉ちゃん、今日泊まっていい?」
「えぇ、今日うちで打ち合わせあるからダメ。叔父さんの家に泊まるか、家に帰んな。お父さんに迎えに来てもらえばいいじゃん」
「えぇ、俺引っ越ししてから、まだ1回も遊びに行ってない」
「また今度ね。時間ないから。叔父さんによろしく言っといて」
そう言って急いで仕事に向かった。
IDOLiSH7がちゃんと7人のグループになってよかった。
仕事が終わって、うちに集まり曲作りしながら今日の出来事を話す。
「へぇ、悠斗もデビューするの。1人で?すごいじゃない」
「まだ、1人って決まったわけじゃないよ。曲できてから考えようって」
「それにしても大変だったね。あっちでもこっちでもお姉ちゃんって。悠斗、お姉ちゃん大好きだもんね」
「ちょっと普通じゃないよね?もう高校生だよ?シスコンだと思わない?」
「確かに、それはちょっとあるかも」