第39章 新しい動き
「僕が教えることはないと思いますが」
「そんなことないよ!万だってRe:valeの曲作ってたでしょ?うちだっていっぱい教えてもらったんだから!」
「七桜、泣くなよ・・・わかりました。俺が教えられることは教えます。七桜みたいに多くはないですけど」
「ありがとう。万里くん。七桜ちゃんもありがとう」
「悠斗をよろしくお願いします」
「マネージャー、そういう事でいいかな?」
「はい!賛成です」
「よし、じゃあ、待たせてるし行こうか」
みんなで部屋に移動する。
「待たせてしまってごめんね。みんないいところがありすぎて、ついつい話し込んでしまったよ。結果から言うと、みんな合格です」
ヤッターっと喜ぶ声が聞こえる。
「ただ、合格は合格だけど、悠斗くん」
「はい」
「君には万里くんから曲作りを1から学んでもらいます。もちろん全てね。君は楽器演奏も多彩だ。曲をまず作ってみなさい。それから話をしよう。君も小鳥遊事務所からデビューしてもらうよ。それから、君たち7人はグループとして活動してもらうよ。これからよろしくね」
「「「「「「「「よろしくおねがいします」」」」」」」」
「僕は先に戻ってるから、ゆっくり話してきていいよ」
叔父さんがいなくなって、陸が寄ってきた。
「お姉ちゃん、久しぶり!ビックリしたよーしかも笑われたし」
「お姉ちゃんだと?俺の姉ちゃんだぞ!勝手に呼ぶなよ!」
「お姉ちゃん?」
「俺は七桜の弟だ!」
「「「「「「「弟!?」」」」」」」
「そんな自慢することじゃないじゃん。なにドヤッてんの」
「自慢できることだろ!俺達だって今じゃ自慢だぞ。なぁ、一織?」
「そうですね。自分がRe:valeの七桜と知り合いというのはなかなか嬉しいことでした」
「何?みっきーといおりんも知り合いなの?」
「私と悠斗は昔からの友達なんです。遊びに行ったとき一緒に遊んでもらった事もあります」
「凄いなぁ、三月くんも一織くんも羨ましいです」
「こんなにキュートなレディとお知り合いとは羨ましいです」
「Re:valeの七桜ね。まぁ、顔はいいんじゃねぇ」
「大和さん、そんな言い方失礼ですよ」
「おい、お前年上か知らんけど、姉ちゃんバカにすんなよ!」
「みんな、落ち着いて!」