第39章 新しい動き
中に入って、みんなの前に立つ。
「みんな、おはよう」
「「「「「「「「おはようございます」」」」」」」」
私を見てビックリする人、約4名...
「今から最終選考のオーディション行います。今日は特別に審査してくれる人を呼びました。君たちが歌う曲の演奏も担当してくれます。みんなも知ってると思うけど、今日は君たちの先輩になるかもしれない個人として呼んであります」
「リ、・・・七桜です。今日はよろしくお願いします。歌う前にキーの希望があったら言ってください」
「僕はこの事務所で事務員をしてる大神 万里です。昔音楽してたのでみんなの歌を聞きに来ました。緊張すると思うけどリラックスして臨んでください」
「じゃあ、さっそく始めようか」
「では、最終選考を行いたいと思います。1番の方からお願いします」
「はい!1番、春沢 悠斗です。よろしくお願いします」
悠斗が1番なの?一織でしょ1番は!
「曲はこのままでいいです」
「ちょっと、指ならしするので待ってくださいね」
弾き慣れたRe:valeの曲をさらっと弾く。悠斗Re:valeか。
おぉー本物だぁって声が聞こえる。
「お待たせしました。準備いいですか?」
「お願いします」
演奏を初めて悠斗が歌う。へぇ結構上手いじゃん。
「ありがとうございました」
「では、次の方お願いします」
「2番、和泉 一織です。よろしくお願いします。私も曲はそのままで大丈夫です」
「3番、二階堂 大和です。どうぞ、よろしく。希望は特にないです」
「4番、和泉 三月です。よろしくお願いします!キーは半音上げてお願いします」
半音あげてこれか...いいんじゃないか、三月。
「5番、四葉 環。お願いします。曲はそのままがいいです」
「6番、逢坂 壮五です。よろしくお願い致します。曲はそのままで結構です」
礼儀正しいな、壮五。
「7番、六弥 ナギです。どうぞ、よろしくお願いしまぁす。私もそのままで結構ですよ」
「は、8番、な、七瀬 陸です。よろしくお願いします。き、きょきゅ、きょ」
「ぷっ!」
おっと、失礼...
「曲はそのままでお願いします」
陸は相変わらずだなぁー可愛いし。
みんなの歌唱審査が終わった。
「みんな、お疲れ様でした。プロの演奏で歌ってみてどう感じたかな」