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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第39章 新しい動き



ドラマの撮影が終わり、NEXT Re:valeの収録へ。
いつも通り楽しく撮影し、ついでにドラマの話しもして番宣。
自分の番組だと堂々と番宣できるからラッキーでいいよね。

収録が終わり、次の仕事へ向かう準備をする。
この後、雑誌の撮影が入っている。

「じゃ、うち先行くね。お疲れさま」

おかりんと一緒に楽屋を出て、現場に向かい撮影をする。
途中、おかりんから今日は急な打ち合わせが入り帰りは送れないから代りの人を呼んでると聞いた。

「お疲れさまでした」

現場を後にして、おかりんは申し訳なさそうに先に出る。
私は指定された場所で待っていると、1台の大きめのSUV車が止まりプップとクラクションが聞こえた。
その車を見ると、窓が開き自分を呼ぶ声が聞こえた。

「百!?」

「シー!乗って!」

急いで乗りシートベルトを締める。

「車どうしたの?」

「んー?これ、買ったの」

「買った!?」

「うん!車買おうって前話した事あったでしょ?それにあった方が便利だし、こうやって迎えに来ることもできるしね」

「この車いいなぁ!格好いい!」

私も車欲しいなぁと言うと、俺のあるから1台でいいと言われてしまった...運転はしてもいいって言ってくれたけど。
千はスポーツカーっぽい車を買ったらしい。

(2人だけ車買ってズルいな・・・たぶん、百的に俺と付き合ってるんだから1台でいいでしょってことなんだろうなぁ)

買い物をしてから、私の家に向かった。駐車場に止めて、部屋に行く。
今日は時間が遅めだから、簡単な物を作って一緒に食べる。

「美味しい!これ、本当に簡単に作れるやつなの?」

「簡単だよ。百にも作れるんじゃないかな?」

その時、携帯が鳴り見ると叔父さんからだった。

「もしもし?」

「七桜ちゃん、お疲れさま。遅くにごめんね」

「大丈夫だよ。どうしたの?」

そう聞くと、小鳥遊事務所でアイドルグループを作ろうと最近オーディションをしているらしく、最終選考に来てもらえないかという相談だった。

「それは、Re:valeとしてってこと?」

私個人で行っても...って感じだけど、Re:valeとしてなら百と千も行くべき...だよね。
うーん、どうしたものか...
叔父さんにはお世話になったし、できることなら力になってあげたいし...


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