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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第36章 1人暮らし



七桜は最近TGCの打ち合わせで仕事が別な時も多い。
TGCの打ち合わせは、店長が付き添いで行ってるからおかりんは俺達の方に着いてきてくれている。
興奮したおかりんが勢いよく楽屋に戻って来た。

「やりました!やりましたよ!」

「おかりん、どしたの?」

「そんな興奮すると血圧あがるよ?」

「まだそんな年齢じゃありません。凄いですよ!なんと、Re:valeの冠番組が決まりました!」

「「えぇ!!??」」

「冠番組?俺達の?やったね、ユキっ!」

「凄いね、モモ!七桜はこのこと知ってるの?」

「いえ、まだ言えていません。打ち合わせが終わったら事務所に来るよう伝えてるので、その時に。あ、でもRe:valeとしてのTGCの打ち合わせもあるのでその後に」

「引っ越し早く終わらせた方がいいね。いつまでたっても終わらず忙しくなりそうだ。僕も早くしないとアパート追い出されてしまう」

「そうだね。俺も手伝うから早めにやろう!おかりんも手伝ってくれるよね」

「そうですね。期限も迫ってますし。今日は比較的早く終わりますから、やってしまいましょうか。事務所総出で手伝いますよ」

「七桜が1番進んでないんじゃない?」

「もうほとんど荷物はまとめてあるんだって。マンションにも少しずつ運んでるし。大きな家具とかはどうせ手伝いにくるからって実家に届くようにしてるって言ってたよ」

「遥人さんにお願いして終わらせちゃえば?家具の組み立てとかもあるでしょ?ドラムだって組み立てないといけないだろうし。そういうのは終わらせて、服とか自分で出来るのは後からゆっくりやればいいんだし。七桜1人じゃ時間かかっちゃうよ」

「それがいいね!俺らも手伝いに行くしさ」

「そうですね。冠番組も決まりましたし、もっと忙しくなる前に終わらせましょう。遥人さんに連絡してきます」

おかりんは早速遥人さんに連絡をしている。

「ユキ、この前七桜に聞いたんだけど、ギターやると爪痛むからマニキュア付けたりするんだって」

「そうね。爪先だけ保護してる人もいるね」

「それで思ったんだけど、これからはそれぞれのイメージカラーを爪に塗るってのはどうかな?衣装もイメージカラー入ってるじゃん?」

「あぁ、うん。いいかもしれないね。七桜も喜びそうじゃない」

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