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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第36章 1人暮らし



おかりんにも相談して、マニキュアは冠番組からするのがいいんじゃないかということになった。
もちろん七桜にも相談して。

引っ越しの件は遥人さんが2つ返事でOKしてくれて、さっそく今日から組み立て始めるという。さすが行動が早い。
配置とかは後から俺らでも返られるし、幸奈さんも来るから掃除関係も問題はないだろうな。

事務所に戻ると七桜が帰って来てた。
引っ越しの件を伝える。

「ホントに?組み立てしてくれるの助かる!おかりん、ありがと!いっぱいあるし、引っ越し終わる気がしなかったんだよね」

それからTGCのRe:vale出演の打ち合わせ。
盛り上がる曲がいいって言われてるけど、どれも盛り上がるよねって話になって...
その中でも良さそうなのを選んでいく。
ライブでやったバラードにアレンジしたのは入れて欲しいって言われてるから、それは決まってるとして。

何曲か選んで、次の打ち合わせで曲順とかを決めようってことになった。

「七桜、今日凄い事あったんだよ!」

「凄い事って?なになに?」

「七桜さん!」

おかりんが興奮気味に名前を呼ぶ。

「はい!」

「実は、実は、Re:valeの冠番組が決まったんです!」

「えっ?冠番組?もう?凄いじゃん!」

「凄いじゃんって、七桜も出るんだよ?」

「それはわかってるけど、なんかビックリしちゃって・・・」

もうやるんだ、Next Re:vale...もうここまできたんだ...

「それで、さっきユキとおかりんとも話してたんだけど、冠番組からやったらどうって」

「ん?なにを?」

「モモが言いたいのは、僕らのイメージカラーをマニキュアで塗らないかって。衣装もイメージカラー定着してるでしょ?冠番組からなら心機一転って感じでいいでしょ?」

「いいんじゃない?前爪痛むって言ってたもんね。少しなら可愛くデコってもいいよね?」

「七桜さんは女の子ですし、少しならいいですよ」

「やったー!楽しみ!」

「それで、今日は忙しくなる前に千くんの引っ越しを事務所総出でやってしまうことにしたので、お手伝いお願いしますね」

「七桜のも手伝うから、僕のも手伝ってよ」

「もちろん手伝うに決まってるでしょ。今日は凛太郎のおごりで引っ越し蕎麦かなぁー」


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