• テキストサイズ

未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第36章 1人暮らし



結局、百は足を伸ばしてゆっくりしたいからお風呂広めがいいとこがいいと話した。

「では、内見しに行きましょうか」

おかりんに連れられて、事務所から近い物件から見に行くことになった。
まずは千の物件。各部屋を見て、納得いったみたいで千はここに決めるようだった。
百も2件見て、収納の広さや実際にお風呂で足伸ばせるか確認して納得し決めたみたい。

私はもう決められてるとは言え、実際に見てみないとなんとも言えない。
キッチン収納、クローゼット、防音室がどの程度までの防音なのか不動産の人に確認した。
防音室はある程度広くないと、ピアノとドラム入らないからそれも重要事項。

「やっぱり、実際に見るって大事だよね」

「七桜は大きい楽器あるもんね。俺も収納とか間取り見てた時は気にしてなかったけど、部屋見て多い方がいいって思ったし」

「僕は防音さえしっかりしてれば、あとはリビングが広いとこ、思ったよりよかったよ」

「では、それぞれ決定で大丈夫ですか?そうであれば契約して、いつから引っ越し出来るのか聞かないといけません。千くんと百くんの今のアパートの解約手続きもあるので、出ていく日が決まったら急がないといけませんよ。マンションは今日契約でよろしいですか?」

「できるときにしないとだし、うちは今日でもいいよ」

「そうだね、早めに決めちゃおう」

「俺もそれでいいよ」

こうして、それぞれのマンションが決まった。
アパートの解約はおかりんが手続きしてくれることになり、それから忙しい日々を過ごした。
新居に置く家具や家電、食器や小物類...
撮影の合間にネットで検索してみるけど、実際に見てみないとなんとも言えない物もある...

私は引き渡しされてから、ちょいちょい行っては掃除をしていた。当日もするけど。
百はテレビやゲーム機を見てて、千はリビングに置くテーブルやソファを見てる。
それぞれ、気にするの違って面白いよね。

「ね、見て!このスピーカー、立体感があって映画館のようだって!」

「モモ、スピーカーもいいけど、まずは必要なベットとかテーブル、椅子とか先じゃない?床でご飯食べるのか?」

「そうだね。ちゃんと探す・・・ベットは広いのがいいな!」

「広いのだと、ダブルとかがいいんじゃない?」

「それより大きいのはないの?」

「クイーン、キングあるけど」


/ 571ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp