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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第31章 初ソロの活動



「七桜も何言ってんの!?こんな時間に1人で行かせられるわけないじゃん!ユキも一緒に行こうよ!ほら、みんなで行った方が待つ時間もないし」

ユキには小さい声で、ここのお風呂が怖いんじゃないかと伝えた。

「はぁ・・・仕方ないな」

ユキは渋々って感じだったけど、実はちゃんとわかってる。
3人で銭湯に行き、後でねぇと中の入り口で別れた。

「ねぇ、上がるの遅くない?せっかく暖まったのに・・・」

まさか、男の俺らより早いなんて...

「あれ?七桜、早くない?」

「うちも結構長く入ってたつもりだけど、2人とも長かったね?」

ユキがいつもお風呂長めなのはわかってたけど、女の子より長いとは...

「ごめんね、冷えてない?」

「うん、大丈夫」

3人で牛乳を飲んでから帰った。
家に着いて、布団を敷くために部屋を片付ける。
七桜がほとんどやってくれたけど...
ユキの隣で寝るのは嫌だと、俺が真ん中に寝ることに...

(七桜が隣って・・・俺、緊張して今日寝られないかも・・・)

寝る前にユキが俺たちの雑誌を持って来て、自分のお気に入りのページを見せてくる。
そのページは俺も可愛いと思ってたやつだった。

「わかる!めちゃくちゃ可愛いよね!髪の毛もクルクルってしてて」

「こっちのはモモが格好いいよね」

「ユキに言われると照れちゃうなぁ・・・」

あと、この七桜の笑顔がいいとか、この俺がいいとか。
ユキがどんどんページを見せてくる。

「2人は一緒の撮影ないの?」

「今の所予定はないかな。店長は同じブランドだから揃ってってお願いしてるみたい」

「今はメンズと分けてるから、編集長が中々OKくれないって言ってたよ」

「そうなの?」

「そう言えば、なんか新しいデザイン発表するって言ってたなぁ・・・」

「今までとは違うテイストって言ってたね?俺と七桜は今のブランドにしっくりきてるけどってなんか言ってるの聞こえたけど」

「そのうち、千もモデルやったりしてね」

「そうなったら凄くない?」

なんて、あったらいい未来を雑誌を見ながら話して、そろそろ寝ることにした。
みんな、明日ってかもう今日だけど仕事がある。
千はドラマ、百はバラエティー、私は雑誌の撮影数冊...

百が隣に寝てると思うと緊張する。


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