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月の虜

第10章 素直になるとー和泉守兼定ー


『はぁ…はぁ…っんん!!』

口が解放されたかと思ったら、下着の上から秘部への愛撫が。

「布越しでも、潤ってるのがわかるぜ?」

耳元で囁かれ、身体の奥が疼く。
今度は耳を喰まれ…

『やぁ…はっ…んぁっ!』

「ここも、弱いもんな?」

『そこでっ…話さないでっ…!!』

「やだよ。こんなに可愛い声出してくれんのに。」

『あっ!』

執拗に耳を愛撫に身体の力が抜けるのに、座らせてもらえない…

「限界か?」

『うん…。』

「仕方ねーなぁ。」

と言って運ばれた先は、ベッドではなくソファーに座らせられた。

「あっちぃ。」

ばさっ!

荒々しく浴衣を脱ぎ捨てる兼定。
細身に見えて、しっかりと筋肉がついている。
バランスの取れた綺麗な身体…

「なーに、見惚れてるんだよ?」

『…綺麗ね。』

「そりゃ、男に使う言葉じゃねぇだろ?」

そうかもしれないけど、事実だし。
この身体にいつも…

「女の顔になってるぜ?。
そんなに、俺が欲しいか?」

挑発するように見下ろす兼定に、ゾクッとする…

『…うん。兼定が…欲しい。』

「へー…。」

挑発する視線…
それだけで、秘部が潤うのがわかる。

「なら、どうして欲しい?」

『えっ…?』

「どうして欲しいか、教えろよ。」

分かっているのに、言ってる…

「言えねぇなら、行動で教えてくれてもいいぜ?」

ゾクゾクする…
兼定のギラついた目と、加虐的な言葉に身体がどんどん熱くなる。

「ほら?言わないと分からねぇよ?」

もう、どうにでもなれ。

『ここに…触れて欲しい。』

ソファー寄り掛かって足をM字型に開き、下着をずらして秘部を晒した。

「っ…及第点、だな。」

なんて言っても、顔は満足気だ。

あぁ…兼定が近づいてくる。
私に触れてくれる。

そう思っていたのに。

じゅるっ!

『あぁっ!!』

兼定は迷いなく、秘部へと口づけた。
芯に遠慮なく吸い付き、溢れた蜜を舐めたり舌を差し込んだり…
いつもの何倍も執拗に攻めてくる。

『兼定…っ、だめっ!もう…いくっ…!!』

「いいぜ?何回でもイケよ。」

『んっ…あぁぁっ!!』

いつもよりあっけなく達してしまった…
今日の兼定に、私が興奮している。



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