• テキストサイズ

月の虜

第10章 素直になるとー和泉守兼定ー


「次はどうされたい?」

あぁ…もう、どうにでもして…

『ここに…兼定のが欲しい…。』

自ら広げ、強請る。
早く満たして欲しい…
そして、兼定の全てをぶつけて欲しい。

「良くできました。」

『あぁっ…あぁぁっ!』

一気に最奥まで突き上げられた。

『すごい…兼定…熱いよ…。』

「の中も…とろっとろだ。
俺に絡みついて、離さねぇぞ。」

『だって…離れたく…ない。』

「お前なぁ…。」

『っ……。』

中の兼定が大きくなった。

「煽るなよ…余裕なくなるだろーが。」

『…なくしてよ、余裕なんて。
私は…とっくに…。』

「あーっ、もうっ!!」

『Σ!!』

急に遠慮なく突き上げ出した事で達してしまったのに、お構いなしに最奥を突き上げる兼定。

「…明日は起きれると思うなよ?」



ー翌日ー

加州「和泉守ー、正座ー。」

和泉守「…はい。」

加州「なーんで、起きれなくなる程抱き潰すかなぁ。」

和泉守「…すまん。」

大和守「そんなに可愛かったの?素直になった主は。」

和泉守「そりゃぁ、自分からおねだり…。」

『いーずーみーのーかーみー?』

和泉守「Σ!!」

思い切り惚気ようとした和泉守の背後に、布団から這いずり出てきたがのしかかる。

『何を言おうとしたのかしら?』

和泉守「いや、別に!
が可愛かったって…!!」

『…しばらく、執務室と私の部屋は出禁ね。』

和泉守「なんでだよっ!?」

加州「まぁ、そうなるよね。」

大和守「主、大丈夫?
薬研に薬、もらってこようか?」

和泉守「なら、俺がっ!」

『和泉守、おすわり。』

和泉守「うおっ!?」

さんの力で、押さえつけられた和泉守。

加州「主、それは“伏せ”だよ。」

和泉守「どっちでもいいよ、そんなの!
、解いてくれっ!!」

『少しは反省して。』

和泉守「なんだよっ!
あんなに求めてだじゃねーか…むぐっ!!」

『その口も塞いでおこうか。』

大和守「いや、もう塞いでるから。」

いつも通りのやり取りに見えても、昨日より遠慮や距離のなくなった二人でした。



ーendー
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp