第3章 繋がる気持ちー鶴丸国永ー (裏)
『鶴丸…んっ!!』
話しかけたら、口づけされた。
驚いて開いた隙に、舌を絡め取られ、口内を荒らさせる。
『んんっ…やっ…やめて…。』
貴方には大切な人が居るんでしょ?
私を…身代わりにしないで…
鶴丸「Σ主!?」
悲しくて、涙が溢れ出る。
私は貴方が好きなのに…
届かない想いだから、仕舞い込もうと思っていたのに…
『…大切な方がいるんでしょ?
だったら、私にこんな事…。』
鶴丸「主だ。」
『私?私がどうかした?』
鶴丸「俺の大切な人は…主なんだ。」
えっ…?
今、なんて言った?
鶴丸「俺は…が誰よりも大切だ。
…好きなんだ。」
『うそ…。』
鶴丸「俺は驚きを仕掛けるが、嘘はつかない。」
そうだ…
鶴丸は誰かを傷つけるような真似は絶対に、しない。
あっと驚く喜びを贈ってくれる…
鶴丸「は?俺のこと、どう思ってる?」
『誰よりも…幸せを願ってる。』
鶴丸「だったら、幸せにしてくれ。
俺の事、好きか?」
ずるいよ…
そんな優しい声で、壊れ物を扱うように触れられたら…
『好き…一眼見た時から、ずっと。』
鶴丸「…良かったー。」
鶴丸が私の肩に顔を埋めた。
鶴丸「俺が料理してたのって、を驚かせる為だったんだぞ。」
『そうだったの?』
鶴丸「そ。
今は冷蔵庫にしまってあるから、明日食べて。」
『今はダメなの?』
鶴丸「だーめ。今から俺が、を食べるから。」
『えっ!?んっ。』
ちゅっと、軽く唇を合わせ…
鶴丸「ダメ?…温めてよ、身体も心も。」
と、上目遣いで言われたら…
『…うん。』
と、答えるしかないじゃない。
そもそも、断る理由もない。
鶴丸「…ありがとう。」
深く口づけられ、その間に服を器用に脱がされた。
鶴丸「…綺麗だ。」
ゾクッ…
鶴丸の熱を帯びた瞳に、腰の辺りが痺れる。
鶴丸「それに、かわいい。」
『/////。』
鶴丸「頬、真っ赤だ。」
ちゅっ…ちゅっ…
頬や瞼に口づけされて、
くちゅっ…
『はっ…あぁっ!』
耳に舌を這わせられて。
鶴丸「耳…弱いんだな。」
『やっ…そこで…話さないで…っ。』
鶴丸「やだ。のイイトコ、知りたい。」
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