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月の虜

第2章 瞳の月ー三日月宗近ー (裏)


『宗近…。』

三日月「なんだ…っ。」

自分から、初めて口づけた。
嬉しくて、気持ちが溢れそうだ。

『嬉しい…ありがとう、宗近。』

三日月「それは、俺の台詞だ。
…ありがとう、。」

ギュッと抱きしめられ、また押し倒された。

三日月「縁が結ばれると…
結びつきが強くなり、快感が増すそうだ。
…試してみよう。」

『んぁぁっ!』

いきなり、宗近がナカに入ってきた。
どうやら、私の身体はすでに受け入れられる状態だったようで。
痛みもなく、すんなりと最奥まで受け入れてしまった。
それどころか…

『んんっ…やっ…なに…?あっ…ああっ!!』

それだけで、達してしまった。

『あっ…なん…で…?』

三日月「っ…俺の…気持ち良さが…伝わったんだ。」

宗近の?
宗近も、入れただけで気持ちいいの?

三日月「すんなり…受け入れたのも…俺の欲情が…伝わったからだ。」

それは…
便利なような、困るような。

『あっ!いやっ…っ!!』

動いていないのに…なに、これ…
ダメだ、おかしくなる。
これ以上されたら…

三日月「壊れる、か?」

ズンッ!!

『Σ!!!』

声も出せないほど、感じてしまった…

三日月「これなら…若い者にも…負けぬ…な。」

宗近も、余裕がないみたい…

三日月「共に…壊れてしまおうか。」

『はぁっ!だっ…だめぇっ!!宗近っ…宗近ぁっ!!』

三日月「っ!!」

互いの名を呼び合い、肌をぶつけ合い。
宗近が満足するまで、終わることはなかった。

『んっ…。』

あれ。
真っ暗だ。
…いや、薄明るい。

…もうかして、夜明け?
いつの間にか、ベッドだし。
浴衣も着せてもらってる。
昨日…確か…昼過ぎに加州が来て…

『あー…。』

やっちゃったよ。

三日月「起きたか?」

『…いろいろと、やってしまいました。』

三日月「仕方あるまい。
今日も仕事にならないと思うぞ?」

『なぜ?』

加州「主!どういう事!?
三日月さんと縁が結ばれてるんだけどっ!」

『Σ清光!ノックしなさい!!』

大和守「あー!三日月さんと同衾してるしっ!!」

やめて…
頭に響くし、長谷部に知れたら…

長谷部「主!どういう事ですかっ!!」

あー、もう…



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