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言の葉の裏【鬼滅の刃】冨岡義勇

第24章 解禁※


義勇に支えられて部屋まで歩く琴音。まだ顔は赤く、動揺は収まっていない。
彼女が何をどこまで覚えているのかわからないが、この様子からして、ある程度の記憶はあるのだと義勇は思った。

義勇は、あの幼子のような琴音の姿がもう見られないのは少し寂しいような気がした。

『好きよ。大好き。義勇くん』

琴音の声が頭の中にこだました。


義勇は琴音の部屋ではなく、自室へと彼女を連れて行った。

「え……義勇さん?」

まだ酒が残って少々ぼんやりとしている琴音を座らせてギュッと抱きしめた。
琴音もおずおずと手を伸ばし、義勇を抱きしめる。

義勇は抱きしめながら、琴音の首元に唇を寄せた。ちゅっと音を立てて口付けをして、ぺろっと舐めた。「ひゃん…!」と琴音が反応をした。

「義勇さん…?あ…の……」

顔を赤くして戸惑っている琴音。義勇は琴音が前で合わせている彼女の着物を横に引き、露わになった白い首筋にまた唇を寄せる。鎖骨の辺りに舌を這わせた。

「……ひゃ…、んっ……」

琴音は少し身体を丸めて口元に手を当てる。片手は着物を掴んだままだ。
義勇はそっとその手を外させて、彼女の手を握る。着物が片袖はらりと落ち、前が開いた。琴音が頬を染める。

義勇は胸の先端に口を寄せ、あむっと咥えて舐めた。

「やっ…!んっ……、義勇さ…、はぁ…ん」

れろれろと舌を動かされて琴音はその刺激に軽くのけ反る。その反動を利用して義勇は畳の上にそっと押し倒した。琴音はとろけたような表情を浮かべながら、それでも戸惑っている。

「ちょっと、あの……義勇さん、お腹の…傷……」
「いい、とお前が言った」
「……え、」
「安静は昨日まで」

「や……でも……、ふぁっ…!」

義勇は琴音に覆いかぶさり、また乳首へ刺激を与える。琴音は身をよじって甘い声を出した。

「くすぐったいか」
「ふぇ?……くすぐったくは、ないよ。……んっ」

琴音はしっかりと快感を感じているようで、義勇は安心した。

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