第24章 解禁※
義勇は着物を脱ぎ、畳に敷く。琴音の着物も取り去って抱き上げ、彼女を自分の着物の上に下ろした。
「あ、あの……」
「布団を敷く時間が惜しい」
そう言って義勇は琴音の下腹部へ手を伸ばす。
「散々待たされたからな」
割れ目をなぞると、そこはしっかりと濡れていた。クチュクチュと音をさせて這い回る義勇の指から、自分でもそこがヌルヌルとしていることがわかって琴音は顔を赤らめる。
「……凄いな、酒か」
「んっ、やぁ……恥ずかしい……」
「力を抜け」
十分に潤っていることから、義勇は中指をゆっくり入れ始める。
「ひぁんっ!!あっ、……んんっ」
「痛いか?」
琴音は目をギュッと閉じて、首をブンブンと横に振った。いつもより断然潤っている琴音の膣は、義勇の指をすんなりと受け入れて奥へと導いていく。
酒のせいなのか、まぐわいの回数を重ねてきたからなのかはわからないが、琴音が痛みを感じていないことに安堵する。
苦しくなさそうなので、指を二本に増やして中を広げていく。やはり琴音の中はとても狭い。指を動かして解していると、どんどん蜜がでてきた。
「んぁっ!…はぁ…ん、あん、あ…っ」
艶やかに乱れて快感にうち震える琴音を見て、義勇の興奮も高まる。
指を曲げて彼女の感じる場所を探した。
「あんっ!!やっ、ちょっと、まっ…!!」
「ここだな」
ザラついた一点を見つけて、優しく刺激をする。
「ひあぁんっ!駄目っ、やぁっ!」
「気持ちいいか」
「う…んっ!…あ……、やぁぁぁん、ひぁっ」
ジュブジュブと音をさせて、義勇はそこを攻める。琴音の膣がギュッとと締まった。
もう片方の手を陰核へと伸ばそうとした時、琴音が弓なりに体をそらした。
「ひゃぁぁん!!や、駄目え!あああんっ!!」
ビクビクと身体を震わせて果てた。指を入れてからほんの数分だった。まだ陰核にも触れていないのに、琴音は中の刺激だけで逝った。義勇はその感度の良さに、酒の力の凄さを思った。
琴音は恍惚とした表情を浮かべて、身体を震わせながら荒く呼吸をしている。
秘所からはトロトロと愛液が溢れ出て、義勇の着物を濡らした。