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言の葉の裏【鬼滅の刃】冨岡義勇

第17章 同じ時を※


義勇は琴音の陰核へと手をのばした。膨らんでぬるぬると光っているそれを擦る。

「あんっ…、はぁ…ん、…んん……」

琴音はもじもじと体をくねらせ、快感に浸る。義勇は左手の親指で陰核を触って蜜壷の潤いを追加しながら、右手には己の竿を持つ。頭部分を入り口に当てて上下に擦り付ける。彼女の愛液をまわとわりつかせた。

「挿れるぞ」

義勇は声をかけて、腰を前へと進めた。


ぐっ…と義勇の男根が琴音の中へと入る。亀頭が膣の中へと埋もれた。

「いっ…!ぅっ……」
「……っ、」

二人が苦しそうな声を上げた。
琴音は義勇が入ってくる物理的な痛みで。義勇は琴音からの締付けによる痛みで。

琴音は、はぁはぁと呼吸をし、痛みを逃がそうとしている。義勇は更にぐっと進もうと腰を進めた。
すると、痛みが強すぎて、無意識に琴音が逃げようと腰を動かした。

それを見て、義勇は進行を止めた。少しその場で動かしてみるが、痛そうな声が彼女の口から漏れる。

「痛い…な。ごめん」
「はぁ…はぁ……、謝らないで」
「すまない」

義勇はスッと腰を引いて己を抜いた。琴音から痛みが消えた。

「………え」
「お前が痛いのは、嫌だ。お前も嫌だろう」
「でも」
「今日はここまでにしよう」

義勇は着物を着ようと手を伸ばした。
その時「冨岡!」と呼びかけられて手を止める。


「私がいつ、嫌だって言った?!」

体を起こした琴音が、涙目で義勇に叫んだ。義勇は驚いて彼女を見つめる。

「嫌だなんて言ってないじゃん、なのになんで止めるの!」
「……夜月」
「私、頑張れるもん。痛くてもいいもん。あげるって言ったじゃん!いらないの?!冨岡の馬鹿!」

琴音がぽろぽろと涙をこぼした。
涙を手で拭きながらしくしくと泣き始めた。

「だが……」
「痛いのなんてへっちゃらだもん」
「…………」
「それより、そんなことよりも、うっ、冨岡と……冨岡の……一緒に…っ、やっとって思った、のに……うわぁぁん……」

いろいろと混乱してきた琴音は、さっぱりわからないことを言いながら泣く。

お互い余裕がなさ過ぎて、呼び名が戻っていることにも気付いていない。


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