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妖刀使いの臆病呪術師【呪術廻戦】

第7章 日々是特訓



早速、なずなはパンダの元へキャシィを連れていく。

「パンダ先輩、キャシィって洗えますか?」

「なんだよぉ、なずなまで真希みたく臭いって言うのか?」

ショックだぞ、とパンダは口を尖らせる。

「そんなつもりで言ったんじゃなくて……臭くはないんですけど、毎日稽古に付き合ってもらって、だいぶ汚れちゃってて」

なずなが抱きかかえているキャシィは最初の頃と比べると砂埃をかぶって薄汚れてしまっている。


「あ、そういうこと?」

「はい、洗濯機には大きすぎて入らなくて……」

「洗濯機で洗おうとしたのか……」

「えっ、ダメでしたか?」

「まぁ普通の服を洗濯する感覚でやると、形が崩れちまうからな」

なずなは内心冷や汗をかく。

あ、危なかった。
もしキャシィが洗濯槽に収まっていたら、やってしまうところだった……!



「まずはブラッシングだな。俺のを貸してやるから、外側についてる汚れを落として、それから手洗いだ」



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