• テキストサイズ

妖刀使いの臆病呪術師【呪術廻戦】

第22章 呪い合い、殺し合い、



カウンターはかなりのスピードで回り、100単位でどんどん増えていく。


不自然すぎる。
まだ結界の外にこれだけの人数の術師がおり、それらが一斉に回游に参加しているとは到底考えられない。


一体何が起こっているのか。


全く訳が分からない中、人数のカウントは800を突破しても勢いが落ちない。


「コガネ、その中の非術師の人数は?」

「こちらになります」


天使の質問に答えたコガネの表示は変わらずだ。
つまり、大人数の非術師が回游に入ってきているということ。


判明してもなお、5人とも理解できなかった。

なぜ非術師が大挙して結界に入ってきたのか。
何らかの目的があるのか、あるいは外で何かあり、ここに逃げ込んできたのか。


それとも……



「羂索の差し金か……!」

「!?」


天使の一言に全員が驚愕する中、コガネの表示したカウンターは1000を少し越えたあたりでようやく止まった。



/ 1102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp