• テキストサイズ

真っ白でいるよりも 【ハイキュー】

第2章 玉ねぎ
















2話ほど観て寝ようと思ってたのに。
気付いたら5話も観ていた。







明日は仕事だ。
そろそろ終わりにしよう、
続きも一緒に観ようなどと言いながら、
とりあえず腰を上げ足を動かさないと永遠に語れそうだったので
器やカップを洗ったり歯磨きしたり机を拭いたり。
寝る前にやることをする






炭治郎がしょっぱなからいい子すぎる。
まだいないけど娘の恋人、息子の友人。
なって欲しい。

それ以上にあんな人に私もなりたい。
でもなれないけど、少しでも近付きたい。

そう思う子だった。

そして富岡義勇。
何あれかっこよすぎる。
錆兎。なんなのよ。

それからなにあのクオリティ。
キャラクターのデザイン良すぎる。
背景の雪山綺麗すぎる。
音よし、声よし、何もかもがすごい。

アニメも漫画も1話目と最終話で絵が進化してる?
上手くなってるってことよくあるけど、
この、これにはそういうのないんじゃないかなって思わせるクオリティがあった。
一貫して同じレベルで、精度で作りそう。
クリエイターとしての技量というか、方針みたいなものを感じた。

いろいろ全部含めてすごすぎる。圧巻。







頭の中でいろいろを何度も再生、一時停止しながら歯磨きを終え、屋根裏へ登る。
覚はもう先に布団に入ってる。







「おいでおいで〜」

『ねぇ、覚。 すごかったね』

「ねぇ〜すごかったねぇ りさ子泣いてたよねぇ」







…バレてないと思ったのに。







「あれは何で、泣いてたの? 悲しくて?」

『一言では表せない感情で』







鬼になって襲いかかる禰󠄀豆子に頑張れって言う炭治郎に、泣いた。
なんて清い心を持った子なのだろう、とも思った。






「悲しみもあった?」

『どうやっても悲しみがつきまとう部分はあるけど、それが先行はしてない』

「…土台にあるってことは大事な部分ってことじゃないのぉ?」

『…まぁそうなるけども。それよりもっと底の土台にある部分に泣けたとも言える』

「ふぅん じゃあさ、そこにも愛があったの?」






…あぁ、またこの話か。









/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp