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真っ白でいるよりも 【ハイキュー】

第4章 写真









『あのお店は日本とだ東京と兵庫にだけあるんだけど。
…今度仙台の三越の催事で出店あるんだって』

「…へぇ」

『まぁシェフはこないけど、さ。
忙しいだろうけど時間合えばパフェ、食べに行こーよ』

「…おー、いいけど。 なんか」







なんでいちいち、初恋のあいつといろいろかぶせてくんだよ。
パフェとか… 思い出してしまう。








『なんか、何?』

「俺らの関係ってなに?」

『え? 恋人? パートナー?』

「は?」

『ん?』

「彼氏とか、彼女とかよくわかんないっつってたじゃん」







それで俺、なんていうか…
割り切った関係みたいな感じで、なんとか繋いでだんたけど。








『うん、彼氏とか彼女とかよくわかんない』

「は?」

『恋人っていうとしっくりくる。パートナーなら尚よし』

「…は? じゃあ俺らは一年前に破局したわけじゃねーの?」

『一年前は始まってもない』

「…は?」

『いや、始まってはいたか。 一年開けて再会してこうして会って…
セックスもして。 あー、うん。 いいかも、的な』

「…雑」

『だって、詳しく説明することでもないじゃない。
白布くんがそれに異議なしならそれはもう成立でしょ?』

「………」

『ささ、一枚だけある写真を見せてちょうだいな』







なんだってこの人はいつも……ふざけてる。








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