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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第17章 幸福に生まれ変われ


何をするにもとりあえずは安静ね、のんびりと過ごすしか無いか。
悟も任務行ってるし、普段出来ないフェイスシートのパックをしながらスマホゲームでもしてさ。悟の予備のアイマスクをヘアバンドにして使うとまた丁度良いんだよね、本人にまず見られないし。へっへっへ…(匂いで「使った?」ってバレるけれど)
連休状態でこんなに休みを貰って良いのかな?って遠慮がちではあったけれど、今日は休む事が一番大事なんだと自分に言い聞かせてこののんびりした時間を満喫されて貰う事にした。
部屋着に着替え、のんびりとベッドに腰掛けて始める。多分、任務とかの移動の合間に悟はプレイしてるゲーム。開始して、デイリーログインプレゼントを貰って。フレンド欄を見ればログイン中の"五条悟"
……ほら、ログイン中だもん、これ車とか新幹線で移動中でしょ?なんてプレイしてると。

がたっ、という物音がして画面から顔を上げた。何事だ、この時間は生徒であれば授業中だと思うんだけれど?
私の居る部屋じゃない、悟の部屋側から。高専敷地内に泥棒なんて出ないはずだし、呪いの類いが出るわけじゃないし。悟の予備のアイマスクがちょっと下がってきたので上に上げつつ、ベッドから腰を少し上げて壁側を見る。覗き込むは袈裟を着た……、

「うわっ、この部屋呪霊がいるね?」

『はいー?胡散臭い前髪の坊さんがここに何の用で?』

へらへらとちょっと笑ってから当然の様に潜って部屋に上がり込むまえがm……夏油。
顔に貼り付けてるシートを剥がし、ヘアバンドとして使わせて貰ってた悟のアイマスクもすぽっ、と頭から外した。

『お茶出すんで、ゆっくりとしてって下さい』
「ああ、ありがとう。そうさせて頂こうかな?」

にこ、と人の良さそうな笑みをする夏油。
寛ぎモードを中断し、ベッドから立ち上がった私はキッチン側に移動しよう、と夏油に椅子を指しながら少し早足で棚へグラスを取りに行った。
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