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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第9章 五条求婚する


「今日は中出しデーなんだから出しまくって良いじゃーん!明日からコンドーム着けるって……穴あきの!
フン~フフ~フフン~♪」

…まーた鼻歌を歌ってる。
生理明けに避妊具無しで膣内射精…そんな習慣を作られては困る。100%安全じゃないのだし、4年以内でのその何十回。それをされ続ければ下手したら翌月に生理が来なくなってしまう。
それに穴あきの避妊具を着けたら意味がない。流石に冗談だと思うけれどさ……ホテルでの大人の"つくってあそぼ"されたら冗談抜きで本物の子作りだ。
鮮明にもホテルで針で穴を開けまくってた悟の行為を思い出して明日からのそれを阻止した。

『やめんか!最低なワクワクさんだなっ!』
「見て見て!ワクワクさん、ゴジョリのちんこがゴロリ…」
『いい加減にしろ!それやって良いのはしんちゃんのみだから!……それからワクワクさんなんだかゴロリなんだかはっきりしな』

掛け布団の中で下着を下げて今は休養中の男性器を見せてきたので、私は布団の中でその下着を上げた。特に元気に仕事熱心な姿を十分見たから良いです、風邪引くからしまっとけ。
大事な物をしまうのに手直しした悟は片手で私を引き寄せる。悟の鎖骨に私の鼻が当たった。

「別に何度も抱くくらい良いじゃん。オマエを俺だけのものにしたいって事なのにさ?」

低い声がすぐ近くから聴こえてわざと良い声を出してるな、と見上げると愉快そうな青い瞳は笑ってる。
ふざけたり、本気になったりその温度差に風邪を引いてしまいそう。
とっくに私は五条悟という男の色に染まっている。私は…みたらいハルカは悟のものになっているんだ、いつの間にか。

『十分私を私物化してるじゃん、ここに住まわせて貰うと決まった時点でさ……ホラ』

片手を出して壁を二度指差す。
初期ほど閉じている事の多かった壁のスライドは今じゃ上げたままでつっかえ棒を固定させて自由に行き来できる。
1メートルと少し程だろうか、それくらいに割と大きな忍者屋敷のような、寮の個室同士が繋がっている。
指差した後に沈黙が流れた。ふあぁ…っ!とそろそろ私も眠たくなってきたので欠伸を噛み殺したせいで涙目になる。
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