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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第9章 五条求婚する


68.

──ホテルの後に、夕食を食べて寮へ…。
寮に帰ってから夕飯の支度も片付けもなくて良いっていうのは楽ではあったけれども。
他の家事等するべきことを済ませ、もう十分にホテルでしたからしなくて良いぞ、と思っていたのに結局する事になってしまった。
私の目の前にはリラックスしている悟がこちらに顔を向け、このシングルベッドの上…自室から持ってきた枕に頭を載せている。
出すものを綺麗さっぱり出したんだろ、この爽やかな表情よ。

「うーん、やっぱり寮のベッドが一番落ち着くよね~!」
『っはーー…』
「あーらら!そんなに大きなため息なんて吐いてどうしたの?幸せ逃げちゃうよ?」

寮の私の部屋で下着を身に付けてベッドに入っている。
私の頬をぷにぷにと突く悟を見ればにこにことため息知らずな幸せスマイル28歳児だ。信じられん、確実に運動量悟の方が多いハズなのに疲れてなさそうだ。むしろまだまだ行けそうな顔にも見える(しないけど)

『なんで外で充分にえっちしたっていうのにさ、部屋でも試合続行出来るわけ?信じられない』

ラブホでしたろーが、ああん?と爽やかな笑顔の悟をじっーっと見た。何もせずに黙っていればこうも綺麗だとか格好良いと思うけれど、こいつの幸せスマイルは大体がやらかした後だからなぁ…。
私の視線にウインクをばちこん!……いや音は出ちゃいないけれどさ。ウインクを飛ばして返事をする。

「こっちじゃほとんどハルカはまぐろだったろ?疲れたからーって。僕が足りなかったわけよ、ホテルでも到着して速攻時間いっぱいまでやりたかったけどオマエに気を使ってね?
本当はラブホで時間内、あと一回したかったのに無理ってハルカが拒否るからさ~…」

キッ!と睨む。そんな威嚇も通用しない悟は私の頬に指を押し付けている。その指を掴んで止めさせれば隣で涅槃のポーズを始めた。

『足りなかったって?出し足りなかったって言いたいの?そりゃあ私ん中にしこたま出したからねっ!
それにあと一回って何回言った?そのあと一回の後に追加するんでしょ、あんたのやり方はアメ横の甘栗屋かよ!』

もう一回!あと一回!が止まらない、悟との情事。
それを聞いて悟はより一層機嫌が良くなっていく。
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