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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第7章 このリセットは強くある為に


ふふ、と耳元で悪戯っぽく笑って。大きな手が私の頬を撫でてそのまま首、デコルテと滑って胸へと辿り着く。
揉まれながら、首筋に埋めた顔を上げた悟はにっ、と笑ってそのまま唇を重ねた。
……薄暗くてもその青は鮮烈だった。

『…んっ……ふ、』

ぬるぬると悟の舌が私の中をまさぐりだして、やり返そうと対抗しても勝てずに私は悟に貪られていく。押し倒されているから逃げ場なんてない、上手く息が出来なくて悟に溺れてしまいそうで。

頭がぼうっとするくらいに口内を攻められた後に最後、ちゅ、とリップ音を立て離れた悟。次に彼は胸に顔を埋める。

「いい反応してくれるから、凄く興奮する…、」

胸の頂点部分を執拗に追い立てるような刺激が襲う。たった一夜で私の体を把握されてしまったみたいで、悟は口だけじゃなくて片手も同じ様に私を追い立て始めた。
片方だけでも感じてしまうのに両方を同時に攻められて思わず声が漏れてしまっていた。

『あっ!悟…っ』

「ククッ…ハルカはここが一番良いんだろ?ならたくさん気持ちよくしてあげる」

片手で悟の背を、もう片手で自身の口元を押さえる。
ここは森の中の一軒家じゃない、学生寮。流石の流石に聞こえちゃ駄目なやつ。両胸の先端からの継続的な快楽に頭がトロトロになる中で夢中だった悟が私の押さえてる手を退けた。ちょっぴり不機嫌そうに。

「僕言ったじゃん、ハルカの声聞きたいって」
『ここは寮でしょ、聞こえたら本気で駄目だから…っ!』
「それでも僕はハルカのえっちな声が聞きたいんだけれど…ああ、聞かれたらもったいないもんね…ハルカがさ、僕に溺れて気持ちよさそうな声、とか…」

上半身から離れた悟。
手の平が乳房から離れて、次に触れたのは足。

「さて!足立てさせて貰うね、と約束通り着けますか~…」

片足を立てられた所でもう片足を自身で立てる。すると悟はカサカサと音を立てていた。
完全に目が慣れた状態で見えるのはめんどくさ気な顔。

「要らないような気がするんだけれどなぁ…」
『いや、必要だから』

「ちぇっ、ほら着けたから」
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