第6章 "愛"も止まらない!
「というか、する!今まで僕めちゃくちゃ我慢してたんだからタマタマが空っぽになるまで全部出すから!精子出しすぎてハルカ6つ子産んじゃったりして~…そしたら松系の名前付けようねっ!」
『おそ松さんかっ!』
なんてとても良い笑顔で最低な事を言う男なんだろう。
呆れて小さく笑った私の太ももにぺとっ、と熱を持つ硬質な…肉肉しいモノが当たる。
…わざと当てて存在を主張したに決まってる。こっちを向くペニスの先端を見た後に悟を見れば既に、前足でうさぎを押さえつけた狼の様な獣のようなスカイブルー。
「はい!とかやってる間にもう勃っちゃったから戻れまっせーん!今晩は中出しトゥナイト…僕からのプレゼントを全てハルカの中で受け取ってねっ!」
『わ、わあ゙ーーっ!!?やっ、やだぁ!』
覆いかぶさって開脚され。上向きの濡れた性器が私に再びずぷんと挿入される。
……最初の痛いだとか抜いて差すを繰り返したやり取りは一体どこへ?二回目の挿入があっさりだった為に驚愕してれば腰を振り始める悟と、セックスのやり方を覚えてしまった私の下半身が脳を性行為に集中させたがる。やだ、なんて言った口なのにもう悟を求めてその背に回して彼の愛情をもっと貰おうと唇を重ねた。
初めての夜はまだまだ眠りに就くことが難しいようで2度目のオーガズムを迎える手前の事だった。
正面向いて抱き合い、腰を振る悟。
「ねえねえ…っハルカ、犬や猫の交尾…って見たことある?」
『んっ、まさか……っ』
「うんっ、これ出し終えたら次は後ろからしようねっ!」
『~~~っ!』
今日は色々あったから疲れてたし、眠りに就きたいのに生殖の本能がそっちを優先してる。
私は悟の性欲…というか、射精回数が収まるまでしこたま抱かれるはめになった……。