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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第6章 "愛"も止まらない!


『悟、ごめん。背中引っ掻いちゃった……治すから、』

治そうとする私を拒否する様に、首筋に一度キスマークを付けながら顔を埋める悟は首を振る。

「ん?治さないで。それくらいいいよ、キミを抱いて付けられた傷なら僕はこのままが良い。
……ねえ!キミの中に僕が居るってどんな感じ?」

顔を上げた悟はにこっ!と笑う。そんな彼の質問に私はきょとんとした。
胸とか気持ちよかったけれど、本番の…セックスってこういうものか。なんだか羞恥心のある格好で下腹部に温かくて質量のあるものが埋め込まれてる、という感じにあっさりしたものだな、と考えが落ち着く。
よく海外の作品でアンアン叫んでたりするけれど、そこまでならないもんなんだね、と。このままちょっと動いて終わりなんでしょ、なんて。
私はフン、と鼻で笑った。

『暖かい何かがみっちりと詰まってるって感じかな?』
「あっ、余裕そうだねー、それじゃ余裕無くなるくらいにしてあげる。まだ僕出してないし、キミもイッてないんだから終わるわけないでしょ?その顔は終わったって思ってるみたいだしたっぷりと愛してあげる」
『えっ』

ゆっくりと引き抜かれぬちゅ、と音と共に再び打ち込まれる腰。圧迫感が下半身に戻ってきてる。
奥まで貫きそうな悟の性器はまた引き抜いて突き刺すを繰り返してる。圧迫感と開放感、その繰り返しで互いの粘膜の摩擦が目の前の相手への気持ちを高めていく。
入ってくるまでの痛みはどこへやら。恥ずかしさはだいぶ薄れても新たに沸いてくる感覚に私は戸惑うばかり。

『や、やぁだ…あっ!』
「んー?…はぁっ……どうした?んっ……止めないよ?せめてどっちかイかなきゃ…っ、」

両胸を手の平で掴み、悟は腰を一定の間隔で振る。余裕そうに楽しむ悟は口元に弧を描いていた。
くちぃ…ぬちっ、ぬちっ、と互いの性器が混じり合う音が聴こえて、湧き出した感覚がだんだんと下腹部に迫ってくるような感覚が確かにあった。
追い詰めてくるような鋭利な快楽が、挿れられている奥底から溢れてくる感じ。

『はぁ…っ、ん、あっ……!さとるっ…!』
「そうそう、いい子。気持ちよくなってきたかな?僕もハルカの中、気持ちいいよ…っ、すぐにでもイッてあげても良いけれど…っ!ハルカを先にイかせたいんだよね、僕。レディーファーストが出来るグッドルッキングガイだから、さぁ…っ!」
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