第6章 "愛"も止まらない!
「へぇ……?結構濡らしちゃって。期待してた?それとも感じやすいのかなー?」
くにくにとこね回す乳首。私は小さく首を振った。
期待なんて…してないはず。してない、私はこんな事を…。それに初めてだもん、感じやすいわけじゃないはず…!
少し残念そうな表情ではぁ、とため息を吐く悟は瞬時に悪い事を企む表情へと変わった。
「うーん、正直じゃない子には正直になるように躾しないといけないねー!さてと…どうなってるのかな?ハルカのコッチの感度はっと、」
手探りで下半身に触れられ、上部のとある場所を指先で弄られて腰がビクンと跳ねた。自分の身体なのに言うことを利かない程に身体が悟に素直になってしまってる。
そんな私を見て悟は嬉しそうに笑みを浮かべてる。
「ククッ、電気でも疾走ったみたいに気持ち良かったのかな?
それにしてもぬるぬるしててまるで僕を誘ってるみたいなんだけれど…そう、ここに入って欲しいのかなー?」
私の顔を見ながら悟は、滑るように逃げるように指先を下半身で遊ばせてる。ぬるりと勢いというか、いともたやすく感覚的に指が私の中に入ってきてしまった。
悟は私の脚を、膝を片方ずつ立てさせて下半身に集中し始めた。私の不安の捌け口…背からは手が離れてしまって余計に不安だ。
『やっ…やだ、指入ってきてるんだけどっ!』
「そうだよ?だって入れてるもん……あっ、なるほどね~…うん初めてって言ってたもんね…。痛かったらマジで爪立ててね?」
悟はゆっくりと抜き差しをする指の動きを繰り返してる。
どうやら痛いらしい。不安を煽られてしまった。
『余計に不安にさせてない?それ……やっ!やだ、急にそんな事しないでっ!』
指が私の中を隅々まで探っている。内側をすりすりと擦るように抜き差しするように。
それを繰り返してるうちにぬちゃぬちゃと音が耳に入って自分の身体が今とんでもない状態なのが分かる。
「大丈夫だって。気持ちよくして解してるんだから!力抜いてくれないとハルカが痛い思いするだけなんだけどな~?
あっ、もしかして逆に痛いのがお好きだったりします?だったら遠慮なく痛くしてあげるんだけど…」
『痛いのが好きなワケあるかっ!』