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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第39章 七つの鎹


「これが僕だけのモノってのがたまんない…、いや子供にも分け与えてるけどさ?どこに触っても柔らかくて…さらさらしてて……興奮する」

そりゃあ、そう何度も見慣れた裸を褒められちゃ素直に嬉しいってもんで。
むず痒いような嬉しさと恥ずかしさで視線を反らすとクスッ、と正面からの笑う声。

「でも乳首はちょーっと伸びちゃったかな~?胸のボリュームは変わりなくモーモーさんみたいにボインちゃんだけど。そりゃあ三人もの子供にバキュームカーみてえに吸われたら可愛い乳首も吸引力に負けるか!」

悪戯っぽく笑う彼のそのムカつく笑顔を見た。なーにが三人もの子供、だ!
私の腕を身体ごと挟む様に触れてた手を払う。褒めて上げてのフリーフォール、やめろ~??

『私には三人じゃなくて四人のユーザー様が居るのでー?そのうちの一人……三人の子供の父親が授乳中子供に負けじと母乳をじゅうじゅう吸うからでしょっ!このダイソン製のバキュームがよぉ~!』
「あら、奥様そんな事もありました~?生温いし薄いけど甘くて僕は好きだよ~?ハルカのミルク!長靴いっぱい飲みたいよ(腹が大丈夫なら)」
『クコの実じゃねえんだ、乳離れしろ~??』

ばちん!とウインクして覆いかぶさろうと四つん這いで私の至近距離で整った顔を見せつける悟。褒めてるんだか審判中な脳内、触れる肌に拒絶せずに受け入れているけれど追加するようなふざける言葉はその唇からは飛び出さない。

……至近距離でよく見れば以前よりほんのりと加齢を感じる。悟ももう三十三、まだまだ若いけどさ、こんなに近くで見ればゆっくりと人として老いていく、最強でも逃れられない定めを感じて私よりも少し先を行く彼に少しだけ寂しさを感じる……。

じっと悟の顔を見てる私をきょとんとした顔で見てる彼。キスする寸前でお互いの鼻の先をぴと、と着けられ「ハレマエ~」ってご機嫌に楽しんでる。
外見は時を進んでも内面は幼いな…この人。だからなのか、さっきの話に戻るけど乳児の隣で成人男性が母乳がぶ飲みマウント出来るんだよ…。
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