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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第38章 芽吹くもの、芽吹かぬもの


『わかった……、じゃあ私はその、悟に、乗りたいデス……』

寝そべる彼に跨るやつ。たまには私も攻めたいもん、いつも悟が多く負担させてるというか余裕そうにしてるから、私だって色々と有利になりたいなって。
ぽかん、とした口とずれ落ちそうなサングラスから溢れる瞳を瞬いてる私の目の前の人。
ッシャ!隙を見せたな、とこっちから攻撃じゃ!……カンッ!と打ち出すと慌てて打ち返すは悟。流石は反射神経良いんだな~…不意打ちは効かなかったみたい。

「もー、えっろ!それ僕負けたくなっちゃうじゃん!普段から乗ってよ~!」
『先に言っておくけど手加減なしね、手加減して悟が負けたら第二候補の後ろからのやつ』

四つん這いでの行為。別にイイんだけど悟は「反応が見たいから」「よりくっつけるから」「てか寂しいんだけど?」「手ぇ繋げねえだろ…」という理由でたまーにしかしない体位。
……正面だと反応見られてこっちは恥ずかしいっての!

それに後ろからのだと、より深くまで来て、イイ所にぐんっとキて気持ちいんだもん……。犬とか猫がするみたいな、獣みたいでちょっとゾクゾクする所あるし…。
向き合ってして、お腹側をぐりぐりされて吹き出すほどに気持ち良いのも良いけどさ?

『まっ!私が強くて勝っちゃうなら仕方ないけどね~?』
「おー、言うね~?」

カン、カンッ!と互いに打ち返しながらも互いの意見を譲らない。

「でもやっぱ駅弁したい!僕が勝つ」
『それもいいけどこの勝負私が勝つもんねー』
「勝てるものなら勝ってみな、この最強の五条悟から点数を取るんだ……やれるものなら、だけどっ!」
『なにそれいつも勝ってるみたいな言い方~!私だって何回も悟に勝ってるし!』

しばらくカン、カンと打ち合いをして、互いに一点ずつ点数を取り合って試合は加熱していく……。

カンッ!と悟の防御をすり抜けてまた点数をもぎ取ってさ?
これは勝てますね~?ヨユーです…!

────

──


「じゃあ、充分に濡れたし挿れるよ」

試合も決着して、デートは締めくくりとして最終的にホテルへと向かった。
荷物を置きラブホの部屋内をぐるりと確認し、泡風呂ではしゃぎながら深いキスをして。いつからだったのかな…。ずっとズボンの内側がこんもりと主張していて元気に挙手してんですよね?これは悟の我慢が効かないとお風呂から出て速攻、彼は私への愛撫を始めた。
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