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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第36章 私達だけの世界


「普段自分に回ってくる仕事を皆に押し付けているけど流石にこの案件だけは回せなかったみたいだな」
「五条さん、無理に今日、参加しなくても良いのでは?」
「おいおい七海。人が集まる所に参加しなかった事があるか?ましてやハルカも居るんだ、絶対に悟は遅れてでも来るだろう?」
「そりゃあそうでしょうね……、では今のうちまだ静かな飲み会を満喫しておきます。後ほどゆっくり出来なくなりますので」

ウイスキーのロックが運ばれてきてそれを飲んでる七海。そんな彼を見て私ははは…と笑った。
悟が実際こういう場に居たらシラフなのにひとりでドッタンバッタン大騒ぎするからなあ…。フレンズはそこまで悪ノリしないのにどうしていつまでもマインドが成長しないのやら。

傑達のやり取りを聞けば今日悟が遅い理由が分かった。
その忙しいのを私は手伝ってあげられないけれど、悟が合流するのを私達はバーで待ちながら先に既に何杯も飲んで「そうだ、乾杯するのを忘れていたね」という思い出したらしい、傑の言葉。
ここまで来たら悟が合流してからしても良かったくらいだけど私達は遅れてしまった乾杯を静かに行った。
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