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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第33章 これは終わりではなく始まりの刻


私の目の前でずるん、と外したアイマスク。真顔の悟の青い瞳と視線が合って彼はそのアイマスクを両手で広げて私の方へと両腕を伸ばす悟。

え、なにすんの、と避けようとしても執拗な彼はその私の頭の動きを追いかけて頭からアイマスクを広げた輪をすぽっ、と首まで下げられて。
口角を上げにっこりと大変機嫌良さげな悟を見たが最後、上げられたアイマスクで私の視界は遮られた。
もちろん、それを外そうと手を触れた。その手首を掴む彼の手。

「外しちゃ、駄目」
『ちょっと何も見えないのは不安なんですけど…』

見えないから視界以外を感覚を頼るしかない。ふふ、と小さく笑った声。突然触れられた頬。

『……っん、』

痛いんじゃない、優しく触れられただけ。けれども見えないからこそ急に触れられる事に頬だけじゃなく、体が小さく跳ね、ゾクゾクと反応して身震いした。

「クククッ…なぁに?見えないからこそ敏感になっちゃったカンジかな?教え子プレイも良いけど目隠しプレイもイイねぇ~!やべー、実際に楽しむ時間よりも見てるだけでちんこ痛いから僕、一回出したいんだけど、早速…」

する…、と急に彼に触れられた太ももがいつもよりも感じてしまい、その感度に耐えきれずに私の口から思わず声が漏れだす。

『ひゃ、ぁっ!?』

またびく、としちゃった。見えないから驚いたのもあるけれど、それよりも触れられた事に感じた方が大きい。
感じ、喘いでも止まらない侵攻。ゆっくりとそのまま腰へと手がスカートの中に潜り込んでいく。触れられた所が細かく神経がざわつくように、視界の無い状態で彼が今どうしているかって状況を想像してく。

「うわあ、いやらしい反応……、ああ、パンツ履いてたんだ?ノーパンならストッキング割いてヤれたのに…」

『……へんたい教師…』

「それいいねー!次の教師と生徒のイケナイ生徒指導2でノーパンストッキング穴あきプレイ…そういうのしよーっと!」

変態に餌を与えた感……。
今の悟、愉快そうな顔してんだろうな、と両手で触れられた私の腰。
「そのままゆっくり倒れて腰上げて?」と言われて彼の言う通りにすれば、ストッキングと一緒に下着まで彼の手によってするりと肌を滑って足先までが部屋の空気に触れて、完全に奪われてしまった。
ぱさ、と遠くで悲しい音が聴こえる。多分ストッキングも下着も一緒くたにされて放り投げてる。
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