第27章 五条という家
「うん、もちろんこれで終わらない。この後まだまだするけど…」
『今日は私が上に跨るから。ねえ、いいかな、悟?』
たまにだけど上に乗って主導権を握る。
それを今日したくて誘ったら、繋がった部分、私の中で復活し始めてる。
「……~~~、もぉ~っ!そんなの、イイに決まってるでしょ!
疲れたら言って、僕が覆いかぶさったり、抱き上げてするからッ!」
私が頬へと触れた手に素早く重ねた大きな手。
興奮気味に嬉しそうに微笑んで一度私から引き抜いた元気なペニス。精液にまみれながらもしっかりと上向きになって、次の第二回戦のセックスを望んでる。
期待げに見上げる悟が自らベッドに大の字に寝て、私は彼に跨りながらゆっくりと中に来るように沈めていった。
今日だけは私から悟をもっともっと、求めていたいから。