第26章 だから師走というんです
『あっ!だめ、あぅ…っ、んっ…!い、イッちゃうからぁ、さとるっ!』
「んっ……いいよ、早くイきなよ、」
『あっ…~~~ぐ、んっ…ああっ!』
両脚が痙攣したみたいにガクガクと震えた。
彼が吸ったり舐めたりする箇所が、時折舌が入り込む場所をぎゅっぎゅっ、と何も入ってない状態で締める。
たまらずイッてしまって、その強烈な快感に思わず息を止めた。
『あっ……は、ぁ…っ、』
「あはっ!マジイキしてんじゃん、ビクビクして…僕のちんこだけじゃなくて舌でも気持ちよかった?」
視界の中に覗き込む悟を見て、喘ぐように呼吸を再開した。息を忘れる程に頭がまっさらになっちゃった…。
もぞもぞと悟が膝立ちし、私の両肩に手を置く。火のように熱い手のひらで掴むとそのままに私は後ろへと身体を倒されて、背にばふっ、とベッドの少しひんやりとした感覚を感じて。
押し倒す悟は目の前で、片手でローブを外しながら笑ってる。
「これでお互いイキあったんだ、あとは恒例の中出しえっちの時間だね?」
『ん、』
「今夜は特別にクリスマス仕様、ちょっぴりあったかいローションを使って良い子の皆が寝静まる時間までイイコトしようね?」
『ふふ、なにそれ…?』