第24章 ハロー、ニューワールド
どく、とくん…、と最後の最後まで出し切ってからハルカから引き抜いた。もう疲れてこれ以上する気が出ない。最近の過労で第二ラウンドは不可能だ、コレ。再起不能のちんこはフニャフニャで即寝……おやすみモードになってる。そして、俺も超眠たい。ずっとずっと、熟睡をしていなかった。今は安心出来る存在が居るという事でリラックスして……ヤリまくって。全てがどうでも良くなって眠りたかった。
そのままベッドに倒れ込んでハルカをぎゅっと抱きしめる。
「……一生、俺の側で生きろ、ハルカ」
眠い、セックスだけじゃなくてここんところの疲れが今晩になって一気に来た。最高でクソ最低な誕生日になっちまった。
慈しむような表情でハルカが俺に優しくキスをする。触れるだけの柔らかいヤツ。
『……うん。悟の側に居る』
ちゃんとした返事を貰ってすっごく安心した俺は、そのままにきつくハルカを抱きしめて目を閉じ、久しぶりの深い眠りに落ちていった。