第24章 ハロー、ニューワールド
「あっは!なに?もう?指でイッてんじゃん。この程度でイクとかどんだけ淫乱なワケぇ?本番までイクのを我慢しなよ?」
『やぁっ…だ、』
「我慢できねえって?じゃあ仕方ねえからお望み通りのモノ挿れてやるよ…っ!」
フル勃起したちんこをイッたばかりのハルカの膣へとぶち込んでいく。指で慣らされて、とろっとろに液体を周りに付けたハルカの下半身に抵抗なんて無くてずぶんっ!とあっという間に飲み込んでくれた。まだ緩くビクビクしてて気持ちいい。
久しぶりのセックスだと思えば、まだ挿入して擦ってすりゃいないのに早く射精したくてむずむずする。
しっかりと奥まで差し込んでこつん、と子宮口に亀頭を擦り付け、ぐりぐり押し付けながら絶頂の余韻のハルカの顔を笑いながら俺は覗き込んだ。
「ぶっちゃけ、生きてた時のピルとかもう排卵日予想は誰にも出来ねえ。呪霊にハラワタをグチャグチャにされての反転術式での回復、寝たきりの中でのちゃんとした栄養補給が出来てねえ中じゃマジで予測負荷、回避は出来ねえから……っ、」
にぃ…、と俺は笑った。ぞくぞくする、興奮が醒めない。これからはただ愛し合う行為じゃねえ。
「──しっかりと俺の子、孕めよ?」
腰を掴んで、ハルカにやや乱暴にピストンを始める。
まだすぐにはイキたくない、出来るだけ長めにヤリたい。けど、こいつの中めちゃくちゃ気持ち良くてすぐにでも出したくなるんだよなあ…。
「フッ…、フゥ…ッ、オラッ!もっと締めろよ、ハルカっ!」
我慢をしながらハルカを食らうように、彼女の腰を掴んで振りながらも俺は腰を振った。非常に良く結合して最高に気持ちよくて、俺の疲労が無い万全の状態だったら朝まで休みなしでヤりたいくらいだ。
『やっ、はあっん…!あ、あっ!さと、さとるっ…!ひゃぅ、あっ……はぅんっ!』
甘い声で喘いで破壊衝動さえ掻き立ててきそうになる。彼女を壊したい、壊しちゃいけない。けれども、こんなに淫らなハルカを見たら、理性が無くなったら確実に壊しにかかる。
壊れる程に抱かないように手加減をしながら何度もハルカの奥をガツガツと突く。こいつ、こんなに気持ち良かったっけ?