第24章 ハロー、ニューワールド
良かった、本当に嫌いになっていなくて。結構無理矢理だったからこれで嫌いになられてたらちょっとショックだった。それでも嫌われてると分かっていても腹に僕の子供を作る気だったし、離婚するつもりも無いんだけど。
ほっとしたら顔が緩みそうになる、けどまだだ。気は抜けねえ。ハルカに覆いかぶさってぐちょぐちょに濡れた場所に指を這わせる。
ぬるぬるしてて、穴ん中に指が入る時に小さくくちゅ、といやらしい音を立てて。ああ、なんだかすっごく懐かしい。毎日ヤりまくってたのにブランクがあって、上手く出来るか心配にもなるね。
挿れられる瞬間も逃すかって彼女の顔をじっと観察する。
「……好きなら、二度と今回みたいな事言うんじゃねえよ。二度と別れるだとか記憶を消すだとか嫌いだとか……そういうふざけた事が出来ないように身体に分からせてやる」
今優しくやったらまた繰り返すだろ。なら、強めにして身体に覚えさせないと。
咥えこんで離さないような柔らかい肉壁が、僕の中指と薬指に絡みつく。温かくて愛液でぬるぬると指の根元まで誘い込む。
「聞いてんの?ハルカ」
『……んっ、』
「はあー…、僕の指で感じてんのは良いけどちゃんと理解しとけよ」
ぐちっ、ぬちゅっ、と音を立てて指の腹で中を撫でるようにピストンをする。中指の指先が奥のでっぱったような子宮口に触れる。指の腹がざらつく肉壁に触れる。
指だけでもこんなにしゃぶってくるのに、ちんこをブチ込めばこの肉壁が恐ろしいくらいにしがみついて締め付けてくるんだ。こんなにいやらしい身体を他の男に体験させたくねえ。僕だけの女(ハルカ)なんだから。それに彼女も僕でようやく満足するんだから、他の男じゃ物足りないハズだ。
『……あっ』
ぐちぐちと指のピストンで感じてるハルカが身を捩る。「勝手に脚閉じんじゃねえ、」と片手で思い切り広げて恥ずかしい姿にして引き続き下の口に指をしゃぶらせた。
指に纏わり付いてた透明なとろとろの愛液が白濁の愛液になって纏わり付く。動かす度にえろい匂いが漂ってくる、早く指じゃなくて僕のを挿れたい、と考え始める中で脚を強く閉じようとするハルカ。ぎゅうぎゅうと指を締め付ける。
コイツ、指でイッてやがる。